神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

五十嵐?

 

 オリジナル「一番星ブルース」の歌唱が光る、キンキンこと今は亡き愛川欽也が主演し、テレ朝の土曜ワイド劇場枠で放映された『美女殺しシリーズ』(別名「相田博士シリーズ」「考古学者シリーズ」)というドラマがあった。先日、日本映画専門チャンネルでその第12作「美人外科医殺し」が放映されたが、その劇中、事件を目撃したため犯人から殺害されそうになり、そのショックで記憶を失った娘が登場する。非常に整った美形ながら、どこか垢抜けないその娘役の女優を、どこか観たことがあるような気がして、ラストの方は謎解きそっちのけで、彼女の正体が気になって仕方がなかった。そしてエンドクレジットを注意深く観ていると、その中に「五十嵐美恵子」なる名前を発見した。そして直感した。あの顔立ちは「五十嵐いづみ」だったんじゃないかと。そう考えると、あの垢抜けなさは、彼女がまだ「いづみ」という芸名を使う前の新人時代だったからではないかと。

 

 

 

 五十嵐いづみといえば、言わずと知れた『少女コマンドーIZUMI』その人である。そんな彼女の過去ならば何としても確認しなければ、と早速wikiで「五十嵐いづみ」を調べたところ、生憎彼女の旧芸名が「恵美子」とも、フィルモグラフィーの中に「美人外科医殺し」があるとも書かれていなかった。そこで「五十嵐いづみ 美女殺し」という項目で検索してもヒットなし。ならばと「美女殺し」で検索して、そのラインナップで「美女外科医殺し」のキャストまでたどり着くと、件の「五十嵐美恵子」は殺される美人外科医・立花弓子の母親役の方で、肝心の記憶を失った娘・ユキエ役のところには「新小田悦子」と書いてある。あいにく「新小田悦子」にはwikiの記述がなく、また改めてこの名で検索したところ、どうもグラビアなどで活躍したモデル・タレントだったようだ。

 


 実はこの「美女外科医殺し」が放映されたのは1992年で、『少女コマンドーIZUMI』よりも5年も後だったようだ。とんだ見当違いだったわけだ(;^_^A

 

 ちなみに、「五十嵐恵美子」の方も検索したら、円企画なるプロダクションのHPに行き当たり、そこの所属女優を観てみたら、何と「林真里花」の名が! 声優でも大活躍の彼女は、実はイチヱンポッポフィルム「キネマ百景」の企画で撮られた8ミリ映画『リミット』(1998年 廣瀬敏監督)の主演女優だったんだよね。検索してみるもんだ(;^_^A