神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

女性雑誌は意外とリベラル

 ヒロインアクションに大変興味を持っているんで、専らヒロイン活劇の本を好んで読んでいるが、こればっかりは「女性雑誌」とは言わないだろうなヾ(- -;)ヾ(- -;)

 

 そうなると、必然というか、「女性雑誌」というものは、少女コミックからファッション雑誌に至るまでどうも縁がない。もっとも、食堂や病院などに設置してある『女性自身』などの雑誌は、そこに政治ネタや芸能スキャンダルなども掲載されているので、順番待ちの間、時間つぶしに読んでしまうことがある。読み進めると、意外と突っ込んだ政治ネタがあったりするので、やはり女性の方がリベラルな思想も持ちがちなのかな、なんて思ってしまう。実際政治の世界でも、リベラルな政党の方が女性議員。候補者が多いような気がする。

 

 

 今を遡ること平安時代には、現在の中国に当たる、隋や唐から伝来した漢字を元にして、独自の日本文化で「片仮名」「平仮名」を生み出したわけだが、当時の貴族の間でも、中国伝来の漢文に固執したのが男性で、新しく生み出された「仮名」を積極的に取り入れたのが女性だった。そんなわけで、仮名交じりの文章を読めば、それが女性の書によるものと思われたので、『土佐日記』の紀貫之のように、敢えて仮名交じり文で書くことによって、あたかも彼ではないとある別の女性が書いた文章だと錯覚させるような技法も用いられた。

 

 一部を除き、リベラルで革新的な意識が男性より強い女性によって、世の中が開拓されていくのかもしれない。