神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「初代ライダー」テイストの80年代ヒロインアクション

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 80年代東映系ヒロインアクションの傑作『少女コマンドーIZUMI』。“セーラー服姿でバズーカ砲発射!”のビジュアルがあまりにも素晴らしすぎて、また“少女”と“コマンドー”のミスマッチも素晴らしかった(そして五十嵐いづみ嬢のルックスも(^^))ので、結構ハマッて観ていた……つもりだった。でも思えば録画に夢中になりすぎて、初期の頃くらいしか観賞記憶がなかったことに気づいた。そうだ、どんな設定だったっけ……そして結末は……?
 
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 そんな時に読んだ「最強アクションムービー決定戦~筋肉と爆発のチャンピオンまつり~」(映画秘宝EX)の119頁に、『少女コマンドーいづみ』の記述があって、それでこのドラマは、外科的改造はないものの、主人公の設定及び背景がまんま初代仮面ライダー(つまり原作)のそれだったことを知った。改めてこの作品にさらなる魅力を感じたね(^^)  何とか当時録画したVHSビデオを再見した...いものだが、果たして何処へ行ったのか……8年前に引っ越しした際処分したかも知れないし………

 最近女性は強くなった。別に戦闘能力がアップしたというのではなく、発言力・貫禄などの点ですっかり男共を凌駕するくらい“強く”なったと言う話だ(^^)。それに応じてか、最近のヒロインアクションも、実際のアクションの強さを売りにする“リアルアクション”系が増えてきた。でも80年代という時代は、まだ設定上はハチャメチャで荒唐無稽に強く、それでいて演じるのは見るからに華奢な娘さん、それでいて十分アクションとして成立する、そんな素敵なドラマが存在していた。そしてみんな楽しんでいた(^^)

 敢えて時代に逆行してでも、80年代のヒロインアクションに拘り続けるのが、我が使命と思っている……なんてね(^^)