神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『”鬼”滅の刃』なクライマックスになるか?

 いよいよ今日からNPBパシフィックリーグクライマックスシリーズプレーオフ)が始まる。一足先に“終戦”を迎えたセントラルと異なり、パシフィックはまだまだ熱い。

 

 とはいうものの、マリーンズファンとしてはどうも期待が持てないシリーズでもある。一時はゲーム差0まで追いついたのに、そこからまさかの歴史的大失速。2位自体、土壇場で何とか猛追するライオンズをうっちゃって、滑り込みで勝ち取ったに過ぎない。しかも、今まで圧倒的優位にあったホークスとの対戦成績も、大失速の煽りを喰って今や互角。とにかく打てない打てない打てないで、圧倒的戦力を誇るホークスには到底太刀打ちできそうもない。しかも優勝したホークスには1勝のアドバンテージさえある。せめて1勝はして一矢報いることが出来れば、って思ってしまうくらい現状は厳しい。

 

 しかし、これは単なる“ゲン担ぎ”に過ぎないが、1位ホークス、2位マリーンズ、3位ライオンズという並びは、マリーンズが31年ぶりにリーグ優勝・日本一を成し遂げた2005年と同じなのである。今年は2位3位のプレーオフはなかったものの、最終的にマリーンズがライオンズをうっちゃったのは、千葉マリン(と敢えて書く)の最終戦直接対決だったんだから、これを“ミニプレーオフ”って強引にこじつければ、これまた2005年とおんなじだ。

 

 

 2枚とも、去る2005年10月の千葉マリンにおけるプレーオフファーストステージ対ライオンズ戦を“弾丸移動”で観戦した時のもの。あの時は全盛期の松坂大輔アンダースロー渡辺俊介が投げ勝って弾みをつけたんだったよな(^^)

 

 ただあの当時は、「マリンガン打線:と呼ばれた、西岡・今江・福浦・サブロー・李承ヨプ・ベニー・フランコ・里崎といった強力打線に、清水・コバヒロ・渡辺俊介・久保・小野・セラフィニといった先発陣に、“YFK”と呼ばれた薮田・藤田・コバマサという鉄壁のリリーフ陣を要していたので、それを上回る活躍を現マリーンズナインに求められるかどうか……そこら辺が勝負のあやになってくるだろう。

 

「短期決勝の鬼」の采配に注目 パで2度目、異例のポストシーズン
https://news.yahoo.co.jp/articles/03182ac9b817b65615adc5392cb6d061036541f9

 

 ところで、今回引用した記事の見出しの「短期決戦の鬼」とは、クライマックスや日本シリーズで圧倒的な勝率を誇るホークス監督。工藤のことらしいが、その記事にヤフコメに、マリーンズファンと思しきコメントが載せられていて、そこには「短期決戦の鬼」に対して今年は“鬼滅”がブームだと、見事な“返し技”を披露していて、「なかなかうまいことを考えてるな」って感心してしまった。確かにホークスは“鬼”のように強かろうが、まずは「一矢報いる」気持ちで頑張ってほしい。そして短期決戦故成長を待っている暇はないが、鬼との戦いを通してたくましい剣士となっていく竈門炭治郎のように、凛々しい戦いぶりを魅せてほしいね。とにかく「見逃しの三振」はもう見たくないから!