神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“アザーウルトラ”な特撮ヒーローたち

 過日、部屋の片づけを始めて、過去集めたガチャや食玩のフィギュアが多く出てきたことをブログにしたためたが、今回もそんなフィギュアの話。

 

 

 これはおそらく新婚間がない2000年台頃だったと思うから。かれこれ20年近く前のことになるが、食玩で面白い企画があって、せっせと買い揃えたフィギュアのシリーズがあった。それは販売サイドが敢えて“アザーウルトラ”を意識したとしか思えいない企画で、1960~1970年代の、マイナー且つマニアックな特撮ヒーローばかりを集めたものだった。

 

 幸いにして、というか奇跡的に、一回も被ることなく、6体全てのヒーローを手に入れることが出来た。その一覧が今回掲載した写真だ。

 

 

 右から順に「魔神ハンターミツルギ」、「ファイヤーマン」、「スーパーロボット レッドバロン」、「アイアンキング」、「流星人間ゾーン」、そして「快傑ハリマオ」の6体。「ハリマオ」は時期的に“別格”としても、多くは70年台に百花繚乱(雨後の筍?)の如く量産された一連の特撮ヒーローたちで、「宣弘社」(「レッドバロン」「アイアンキング」)「国際放映」(ミツルギ)「東宝映像」(ゾーン)といった、円谷プロ全盛期には“傍流”といっていい制作会社が世に送り出したヒーローで、唯一「円谷プロ」ブランドの「ファイヤーマン」も、その「円谷」関連では”非ウルトラ”の傍流である。

 

 しかしながら、これらマイナーといっていいい特撮ヒーローの方が、実は強く惹かれるのである。これは、今回はラインナップされていない、東映でいえば“アザー仮面ライダー”“アザー戦隊シリーズ”“アザーメタルヒーロー”の「人造人間キカイダー」「キカイダー01」「宇宙鉄人キョーダイン」「アクマイザー3」「超神ビュビューン」「ロボット刑事」「イナズマン」「スパイダーマン」「悪魔くん」「ジャイアントロボ」「大鉄人17」、他社でいえば「愛の戦士レインボーマン」「ダイヤモンドアイ」「コンドールマン」「マグマ大使」「宇宙猿人ゴリ」「電人ザボーガー」「鉄人タイガーセブン」「バトルホーク」「プロレスの星アステカイザー」「サンダーマスク」「メガロマン」「行け!ゴットマン」「行け!グリーンマン」「行け!牛若小太郎」「UFO大戦争戦え!レッドタイガー」「シルバー仮面」「スーパーロボットマッハバロン」「小さなスーパーマン ガンバロン」、件の円谷プロでも「ミラーマン」「ジャンボーグA」「トリプルファイター」「レッドマン」といったマイナーヒーローたちである(恐ろしいことに、これらのヒーロードラマの主題歌は、おそらく全部そらで歌うことが出来る(;^_^A)。勿論「ウルトラシリーズ」も「昭和仮面ライダーシリーズ」も「超人機メタルダー」も大好きだが、上記の、ほとんど再放送の機会に恵まれない、俗にいう“レア”な特撮ヒーローについ思いを馳せてしまう(;^_^A

 

 こんなことを書いていると、晩秋(初冬?)の深夜に、すっかり”昭和の少年”に戻ってしまいそうだ(;^_^A