「神様」と「世界」と緒方と……
セリーグを指揮した広島カープ監督・緒方にとって、昨晩、3連覇によって得られた6回の采配チャンスの中で、ようやく“最後”にして勝利を獲得することが出来た。リーグ戦から考えると、連敗は“12”でストップしたことになる。リーグ戦再開を前に、いい“勇退”の花道になったんじゃないかな?
それにしても、オールスター采配5連敗は、元讀賣監督の川上哲治以来という。そう言えば王貞治もホークス監督時代、2004・2005と1地位通過ながらプレーオフで敗退、逆に2位で臨んだ2006年も敗退と、リーグ戦では圧倒的な強さを発揮するものの、短期決戦に滅法弱かった。そう考えると、緒方はすでに“打撃の神様”“世界の王”と肩を並べる偉大な監督に成り上がったと言える。しかし、川上はシリーズ9連覇、王も2度のシリーズ優勝だったことを考えると、逆にその点は最低かも知れない。
でも意外に、今シーズン、優勝を逃したら逆に“下克上”でリーグ突破、シリーズ優勝を果たすかも知れない。何といっても、1位以外でクライマックスに進出したことがないんだもの(初年度は黒田・マエケンを擁しながら土壇場で4位)。全くない話ではないよヾ(--;)
プロ野球マイナビオールスターゲーム2019は13日、甲子園球場で第2戦が行われ、全セが5本塁打を放つ猛攻で全パに11-3で大勝した。3年ぶりの白星で連敗を5で止め、通算成績を79勝85敗11分けとした。
後半戦はセ、パ両リーグともに15日にスタートする。
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