神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「2020年“に”挑戦」する文月!

 

  本来ならば“鳴り物入り”で迎えられるはずだった2020年。しかし思いもよらない新型コロナウィルス禍によって、全世界規模で“受難”の年となってしまった。昨年末の頃には、どうも中国・武漢市を中心に新型ウィルスの感染が広まり、中国全土でマスクが品薄になり、来日した中国人観光客が“中国産”のマスクを買い占めている、なんて話題を鼻で笑っていたものだった。それが、その後の入国管理の甘さや件のクルーズ船対応のまずさといった、政府の後手後手対応も手伝って、あれよあれよという間に日本でも蔓延した。しかもその余波は日本のみならず全世界規模のパンデミックを引き落とし、遠い対岸の火事と思っていたマスク不足が、そのまま日本でも発生するに至った。

 

 この騒動の原因については、中国の陰謀説や、旧日本軍731部隊の“置き土産”とか、さまざまな憶測が飛び交っているが、私はその元凶を薄々気付いている。それはきっと、「ケムール人」の陰謀なんだ!!(゚Д゚;)

 

 

 かつて若い肉体を求めて2020年の未来から1965年の日本にやってきたケムール人は、怪しい液体を使って人間を浚うという暴挙に出たが、地球人によるXチャンネル攻撃によって撃退されてしまった(『ウルトラQ』「2020年の挑戦」)。しかし彼らはまだあきらめてはいなかった。ついにリアルタイムとなった今年2020年のケムール星から、今度は人類に悪弊を及ぼす病原菌を伴って再び「挑戦」にやってきたのだ! ほら、あの笑い声が聞こえないか?「フォァフォァフォァフォァフォァ」って笑い声が………!!(゚Д゚;)

 

 

 なんて戯言でも言わないとやり切れないくらい、2020年の上半期は閉塞感に包まれた半年だった。いつの間にか季節は春から梅雨の時期に移り、そして今日7月1日を迎えた。ついに今年も折り返しに差し掛かったわけだ。為政者たちはここでまやかしのオリンピックを多額の税金を投入して開催し、自己の威信を鼓舞しようと思っていたのだろうがあえなく頓挫。名ばかりの休日「スポーツの日」が何とも空しい。

 

 この間、当方でも3月末に開催予定だった「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり2020年春期」が、我が映画人生初めての延期になってしまったし、当然ながら「三密」が伴う映画制作も“開店休業”状態である。夏を迎えて少しは状況が好転するかと思ったが、現在非常事態宣言解除後にも関わらず、関東を中心に感染者はどんどん増えている。それに対する施策もままならないまま。これこそ「非常事態」だ!

 

 

 しかしながら、いつまでも手をこまねいているわけにもいかない。この半年間の教訓で、何が出来て何が出来ないか、また何に注意すればイベントが開催できるかなどのノウハウやガイドラインは徐々に構築されつつある。それゆえ、一定の条件を満たしながら、そろそろ映画制作に上映に仕掛けていかなければならない時期を迎えたかな、って思いはある。

 

 この半年間を取り戻すためにも、ちょうど折り返しを迎えた今日から、いろいろ活動していきたいと思う。遅まきながら“啓蟄”を迎えるように。

 

 そんなわけで、残り半年間で「2020年の挑戦」ならぬ「2020年“に”挑戦」したいと考えている(;^_^A