神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

我らが“懐メロ”「超熱波NEPPA!~歌え!特撮×激唱LIVE!~」

 我々の親の世代で懐メロといえな、裕次郎のムード歌謡やGSサウンド、後は美空ひばり都はるみ辺りと相場が決まっているが、我々……とはいっても今や「知命」を迎えた世代にとっての懐メロは、意外のもアニソンや特ソン(特撮ソング)なのかもしれない。

 

 というわけで、当ブログをご覧いただいている方々の年齢層がどのくらいか分からないながら、そんな「俺たちの世代」の琴線に触れる番組が、先日日テレブラスで放映された。そのタイトルも「超熱波NEPPA!~歌え!特撮×激唱LIVE!~」!!

 

 

 当番組は、特ソン界をけん引する歌手の中から、御大・水木一郎串田アキラ影山ヒロノブの三人を中心に、近年のスーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダーシリーズの主題歌を歌う若手歌手や、劇場版『破裏拳ポリマー』で「戦え!ポリマー」をリメイクした流田projectといった面々一堂に会した、まさに夢のような企画番組だった。

 

 オープニングから『超人バロム1』の主題歌が流れ、串田アキラは『太陽戦隊サンバルカン』『宇宙刑事ギャバン』、『宇宙刑事シャリバン』の名作ED「強さは愛だ!」を、元レイジー影山ヒロノブは『電撃戦隊チェンジマン』他戦隊シリーズの主題歌を、そして“アニキ”こと水木一郎御大は、数多のレパートリーの中でもマニアックな『アクマイザー3』『快傑ズバット』『大鉄人17』ときて、そこから仮面ライダー『X』『ストロンガー』『スカイライダー』と「仮面ライダーメドレーを歌いあげた。しかも最後はメンバーが全員そろって、まさかの東映版『スパイダーマン』をフルコーラスで熱唱ずるという、夢のような番組だった。家族と一緒に観ていた手前、口パクでしか歌えなかったがヾ(- -;)、一応録画したので、また家で一人きりになったら、人目もはばからず熱唱しようと思っている(;^_^A

 

 それにしても、”アニキ”格の水木一郎もすでに70代だそうで、それをしてこのエネルギッシュな歌いぶりには、ただただ関心するのみである(どうも彼はいかりや長介が加入する前のドリフターズで付き人をしていたらしい。それを考えれば、この年齢も推して知るべしか……)。同じように齢を重ねても少年の感性を失わない、好漢・山本正之氏(「ヤッターマン」!)と同様、憧れる先達だ(^^)

 

 そういえば、この水井一郎氏、今では件の山本正之しが作詞作曲した中日ドラゴンズの超有名な球団歌「燃えよドラゴンズ」を、現在歌い継いでいるらしい。しかも山本氏と同様ドラゴンズファンだそうだ。それにしても憧れる両先達が、こんな形で関連性を持っているのは、また嬉しい。

 

 ちなみに、この「燃えよドラゴンズ」は、かのカンフーアクション映画の金字塔『燃えよドラゴン』から命名されたのは言うまでもない(;^_^A 嗚呼、いろんな形で、わが憧れが繋がっていくなぁ……(;^_^A