神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

頭にきらめくデンジメカ……

 その頃、もう高校生になっていたが、土曜6時には『電子戦隊デンジマン』を観ていた。そのお目当ては、デンジピック・桃井あきらこと小泉あきら(現弓あきら)だったヾ(--;)  「あきら」という如何にも男の子のような名前と愛くるしい表情とのギャップが「神宮司真琴(藤山陽子)の」の様で、つい見とれてしまっていた(;^_^A

イメージ 2

 そんなわけで、ドラマや特撮シーン(彼女が変身した後)にはさほど興味はなかったんだけど、ドラマの主題歌は否応なく聴くことになる。とりわけOPの「ああ電子戦隊デンジマン」は、いつの間にか口ずさむまで覚えてしまった。その主題歌を歌っていたのが成田賢という歌手。その渋すぎる歌声から、勝手に厳つい男性のイメージを持ってしまった。


 後に何かのバラエティーで初めて成田賢氏の容姿を拝見することが出来たが、我がイメージとはことなり、なかなかの優男だった。そんな彼が自分の正体(歌手)明かす際、持ち歌の「デン、デンジマン、デン、デンジマン~♪」と口ずさんでも出場者はピンと来ず、そこでCFソングの「キャラメルコ~ン♪」を歌った途端、皆から認知されたシーンがあって、個人的には何とも藻ぞかしい気持ちになったことを覚えている。

 実は件の「ああ電子戦隊デンジマン」以前に、1979年に復活した『サイボーグ009』の主題歌「誰がために」も歌っていて、まだ歌手の名さえ認知しないまま、とても気に入って歌っていた。こちらの方は、同じくアニメで大好きな「宇宙海賊キャプテンハーロック」(水木一郎・歌)と共にCDにしたため、よく車内で歌っている。これも大好きな歌だった。


 今回思いがけず成田賢氏の訃報を目にして、とても寂しい気持ちに駆られている。前出の水木一郎と比べて、そんなに恵まれた歌手人生ではなかったかもしてないけれど、アニメや特撮の主題歌を歌ったことで、むしろその功績は後世に伝わっていく、そんなことを感じさせる歌手だったと思う。

 以下の記事は「アニメアニメ」というサイトからのものだが、それでも「キャラメルコーン」ではなく、ちゃんと「電子戦隊デンジマン」「サイボーグ009」と書かれているのが嬉しい……ていうか唯一の救いかな……合掌



イメージ 1

 サイボーグ009』『電子戦隊デンジマン』などの主題歌を担当した歌手・成田賢さんが、2018年11月13日に死去。成田さんのTwitterアカウントを通し、アシスタントが明らかにした。

 成田さんは、1967年結成のグループサウンズザ・ビーバーズ」でヴォーカルとハモニカを担当し、解散後はソロで活動。1979年放送の『サイボーグ009』オープニングテーマ「誰がために」や、1980年放送の『電子戦隊デンジマン』オープニングテーマ「ああ電子戦隊デンジマン」など、アニメ・特撮作品でも歌声を響かせた歌手だ。11月6日まで自身でTwitterを更新し、ファンと交流も行っていた。