神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

21世紀の麻宮サキ候補は?

 例えば柴咲コウ佐々木希辺りが麻宮サキを演じたならば、実にリアルな“スケバン刑事が誕生すると思う。彼女らの“噂”は飽くまで“噂”にとどめておくが、それを差し引いてもあの精悍かつクールな顔立ち・雰囲気はまさに“スケバン”(笑) 但し「群れて弱者をいたぶる」感を醸し出すようなキャラクターになるだろう
な。
 
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 しかしながら、劇中の麻宮サキは、決して他と徒党を組んで相手をねじ伏せるキャラクターではない。常に“一匹狼”。そんな孤高な姿は、リアルなスケバン(ヤンキー)とは一線を画する存在である。
 
 故に柴咲佐々木ではなく、外見おっとり、それでいて内面は芯の強そうな役者が似合うのだろうと思う。
 
 そう考えたとき、松浦亜弥に続く21世紀の麻宮サキ候補として推したいのが長澤まさみである(笑) 同じセカチューのヒロインを演じた綾瀬はるかと比較しても、『僕の彼女はサイボーグ』に抜擢されるぐらい“無機質的な魅力”綾瀬に対して、長澤まさみはうんと野暮ったく、実に“80年代の匂い”を持っている。本人は自分に“お姫様”的なイメージを持っているかもしれないが、実際は“庶民の娘にしては割と美形”といった方がお似合いだと思う。だからこそ、あの顔で精一杯ムスッとした表情をキープしつつ、たどたどしく啖呵を切ってくれたらいうことない。
 
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 確かに彼女は同系列といえなくもないセーラー服と機関銃に主演してはいるが、あんな垢抜けたドラマより、是非スケバン刑事の泥臭い世界に足を踏み入れてもらいたいものだ。
 
 尤もそれにはいささか“薹(とう)が立って”しまったかもしれないが……(笑)