神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

サイボーグ少女 真船桂

 当団体が制作している“天使諜報シリーズ”の諜報員・神宮寺真琴もマネージャーの真船桂も、共に東宝特撮映画から拝借した命名だ。神宮寺真琴に関しては、このブログの最初に紹介しているので、ここでは真船桂を取り上げてみよう。
 
 オリジナルの真船桂は、ゴジラシリーズ第15作『メカゴジラの逆襲』に登場する、悲運のマッドサイエンティスト・真船博士(平田昭彦)の一人娘にして、メカゴジラⅡの電子頭脳と直結したサイボーグ少女である。
 
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 この役を演じたのは藍とも子という女優。まさに“人形のような”という形容がピッタリする美形で、一方その台詞回しまでが“人形のように”朴訥だった(笑) ただそのたどたどしい台詞回しで、それでも十分すぎる力の入れようで語りかける演技には、変に共感してしまった。思えば、“サイボーグ少女”ということで、その演技までも本来ならば“人形のよう”でなければならなかったのかもしれないが……(笑)
 
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 ちなみに彼女は、それ以前に円谷プロの『ウルトラマンレオ』に一時期MAC隊員としてレギュラー出演していて、ドラマ上、奇しくも劇中の松木隊員(藍)の誕生パーティーがMAC全滅の日となっている(笑) この頃の出演が縁で、今では真夏竜率いる「真夏座」に同じく女性隊員であった三田美枝子とともに参加しているそうだ。何ともいい話だ。以前ファミリー劇場に出演していたときも、御年56歳とはいえ、美貌はまだまだ健在だったなぁ(笑)
 
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 ところで、『メカゴジラの逆襲』では、桂のサイボーグ化手術の際に、模型の“乳房”が出てくる。当時は小六だったが、思いがけない映画で思いがけないものを観てしまった、との衝撃に駆られたものだ(笑)
 
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 その後、学生になって、本当に藍とも子嬢の裸を拝見することになるとは……思えば当時「にっかつ」の劇場で深夜もぎりのバイトをしていた先輩に誘われて、初めて“お忍び”で観に行ったときの3本立ての1本『スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて(1984)』がそれだったが、偶然とは何とも怖ろしいものだ(笑)
 
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