神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

あきらという名は……

 実は人生で最初に“特撮ヒロイン”に萌えたのは、『電子戦隊デンジマン」の紅一点・デンジピンクこと桃井あきらを見てからだ(笑)
 
イメージ 1
 元々放映前、当時小学生だった弟の(幼)少年誌で「デンジマン」のことやこの“桃井あきら”のことを知ったが、当時彼女の“あきら”という役名に非常に違和感を持ったものだ。何故なら“あきら”といえば男の子の名前の定番なので、そんな名前のヒロインというのはありえない、というのが私に中の“常識”だったからだ。
 
 しかし、実際に本放送が始まると、件の桃井あきらは、意外にも他の特撮ヒロインと比べても実に女性的で、変身キャラよりはむしろ“主人公の恋人役”といった役柄が似合いそうなキャラクターだった。
 
 主な衣装は全部で3種類だったが、今回スチール掲載した恰好がキャラ名の“桃”とも合って、一番映えていたと思う。ストーリーも結構ワクワクさせてくれるものも多く(笑)、中でも“キャプテンウルトラ”演じるデリンジャーに翻弄される第28話「呪いの館の密殺者」や、桃井あきらの桃井あきらによる桃井あきらのための回と言っても過言でない「謎なぞ七色レディ」の回など出色だ。
 
「呪いの館の密殺者」より
イメージ 2
 
「謎なぞ七色レディ」より
イメージ 3
 
 特に「謎なぞ七色レディ」など、“女版多羅尾伴内”という、私が最も好むヒロインストーリーだけに、それをこの美形のキャラクターが(しかもこの回だけ羽目を外したようなノリで)演じてくれたのは大変喜ばしいことだ(笑)
 
 ちなみに、この桃井あきらを演じたのは小泉あきらというモデル兼俳優。本格的なドラマ出演は「電子戦隊デンジマン」だけらしいが、最近でもCFなどで現在の姿をたまに見かけることがある。現在は御年52歳だが、今も年齢を余り感じさせない美しさを誇っている。現在は名を弓あきらに改名して活躍しているようで、思うと“あきら”という名も、キャラクター名として設定したのではなく、役者の名(それもおそらく本名)に起因しているようだ。