神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

桃色は紅一点

 今日は桃の節句。“女の節句”なんだから、今日は“ヒロインの節句”だ! とばかり、ヒロインアクションブログの管理人は一人はしゃいでいたけれど……  まあ、フィギュアならぬ雛人形が飾られ、娘のいるご家庭ではさぞや盛り上がったことと思う。一応ウチも2人の娘がいますが。
 
 さて、そんなこんなでこの日を“ヒロインアクション”にこじつけた場合、まず浮かぶのが東映戦隊シリーズの紅一点キャラ。モモレンジャーにしてもデンジピンクにしても、ゴーグルピンク、ダイナピンクに至るまで、戦隊の紅一点はピンク=桃(モモ)と相場が決まっていた(『ジャッカー電撃隊」ではハートクイーンだったが……)。そんなピンクの紅一点の中で一番贔屓にしていたのは、何といってもデンジピンクこと桃井あきらだった
 
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 美しさとかわいらしさを兼ね備えた、それでいて当時高校生だった私にとっても“大人の色香”を感じさせるキャラクターだったと記憶している。たどたどしい演技もそれなりにそそるモノがあったよ 今回拾った画像も、子供番組にしてはさりげない中に女の妖艶さがにじみ出ていて(特に口許とおみ足のあたり)、なんとも素晴らしい
 
 もっとも、妖艶さ、という点ではモモレンジャーことペギー松山も引けを取らない。
 
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 決して美形、というキャラではなかったが、そのムッチリ感はグッとくるモノがあった。このスチールのように、ヘルメット姿の方が、ぽっちゃりとした頬の辺りが誇張されて、実にコケティッシュ それだけに、数年前の「ゴレンジャー同窓会」に現在のやや枯れた雰囲気で登場した際は、一抹の寂しさを感じてしまったな。
 
 「超新星フラッシュマン」を期に、ヒロイン2人体制が浸透し始め(時には紅一点のチームもあり)、ピンク=紅一点の図式はなくなっていったが、制作者の意図はどうであれ、女=桃色、という固定観念がしばらく続いたことは、女性に対する男のイメージを考える上で、実に興味深い。思えば性描写を売りしにした映画は、にっかつの台頭までは(そしてにっかつ以外では)“ピンク(=桃色)映画”と呼ばれていたことだし。
 
 なんか、桃の節句の話題が、“桃色談義”になっちゃったな……