神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

シャーリーズ・セロン

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 上記のスチールが世を席巻していた頃、ストーリーも知らないまま、この女優シャーリーズ・セロンが主演するSFアクション映画『イーオンフラックス』への期待はいやが上にも高まっていた。ある種“キャットスーツ(それも黒)”に身を包んだ主人公・イーオンフラックスがいかなる活躍をするのか……劇場での観賞は叶わなかったものの、DVD発売が何とも待ち遠しい……との思いに駆られたものだった。
 
 やがてDVDレンタル開始。勇んで借りて観てみたが、そのストーリーは……正直ありきたりとはいえ、意外に“ぬけ”がすっきりしない話だった。主人公が泥臭く大活躍する物語を期待していただけにちょっと物足りなかったかな……
 
 ただ、イーオンフラックスを演じるシャーリーズ・セロンは素晴らしかった(演技的にも容姿的にも)。近未来という設定で幾分現実味に欠ける内容だったが、そんな中で感情的且つ機械的に任務を遂行する彼女の姿は、そのボンテージ系ファッションと相まって、実に素敵だった。
 
 この種のキャットスーツに身を包んだヒロインが活躍する作品は数あれど、多くのB(C)級SF作品ではなく、ハリウッドが肝いりで売り込んだ作品だけに、、そのディティールは実にきめ細かく、決して下品な作りではなかった。
 
 もっともそこら辺りも“物足りなかった”要因の一つかも知れないけれど……(笑)