神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

地上最強の美女バイオニック・ジェミー

 最近西欧のヒロインアクションづいているが、元々この種のドラマで最初に興味を持ったのが、実は「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」だった。
 
 当時中学に入ったばかりの“うぶな”私(笑)にとって、“日曜23時以降”は未知の領域だった。そんなある日の日曜、何気なく就寝前のテレビを観ていると、そこに登場するのはどうも“女版サイボーグ”。しかもかのNET系「土曜洋画劇場」の掉尾を飾った「600万ドルの男」の女性版のようだ。いやあ、興奮したね(笑)
 
 それでこのドラマに魅入った訳だが、当然23時には終了すると思い込んでいたが、意外にも1時間枠で終わったのは23時半。日曜洋画劇場淀長の!)の物寂しいエンディグテーマを聴くことでさえ“後ろめたさ”を感じていた当時の私にとって、23時半というのは未知の領域。でも「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」見たさに、それからは日曜だけ就寝は23時半以降になっていった(笑)
 
 件の「バイオミックジェミーだが、前述の「バーバレラ」「ワンダーウーマン」と比べて肌の露出度は極めて低い。だが、設定そのものがそんなことを楽しみにするネタではなく、どこかしら“フランケンシュタイン”や“サイボーグ009”、そしてかの“仮面ライダー”を彷彿させる“苦悩”が描かれていて、そこら辺もグッと来る物語だった。良きパートナーともいえる“ゴールドマン局長”もよかった(笑)
 
 ちなみにジェミー(リンゼイ・ワグナー)の吹き替えをしていたのが、ちょうど日本放映時期にテレビで流れた『ゴジラ対メカゴジラ』のヒロイン役田島礼子、ゴールドマン局長役のリチャードアンダーソンは同時期角川(春樹)映画『野生の証明』に出演と、そんなことを考えても、実に興味深いドラマであった(笑)
 
 
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