神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

併映作品紹介

『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~
 
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解説
 
 七つの顔を持ち、太極拳法を見事にこなす、光國警備保障の誇る天使諜報(エージェントエンジェル)・神宮寺真琴が、52年もの長い歴史に幕を下ろした旧広島市民球場の跡地利用を巡る、利権の悪に敢然と立ち向かうアクション巨編。「天使諜報」シリーズ第二弾!

 主人公・真琴役の山田明奈、彼女に指令を送るマネージャー・桂役の藤岡真由子は前作『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』(09)に引き続き出演。また、苦悩するプロジェクト室長の父を優しく見守る娘・あおい役の新鋭・坂田弥優、利権の便宜に暗躍する市会議員・五十川役の坂本一博を始め、『幻触』(98)の森井順、『新人代謝』(96)の須崎幸彦、『いつも見ていたヒロシマ』(86)の石井清一郎、『むてっぽう。』(98)の山口望といった、往年のイチヱンポッポフィルム作品で活躍した役者陣が再集結し、現在広島の舞台で活動する演技派役者と競演する豪華メンバー。撮影には『no where』(05)監督の加藤尚子、そして前作より引き続き、音楽に藤江伸也、殺陣に裏山元紹を招聘し、80年代ヒロイン活劇のみならず、70年代時代劇・特撮ドラマといったエッセンスをつぎ込んでの、一大エンターティメントに仕上げている。監督は前作と同じく映画制作団体イチヱンポッポフィルム代表・胤森淳。撮影期間約半年。その間、広島フィルムコミッション及び広島市民球場管理事務所の協力により実現した、迫真のクライマックスにして旧市民球場“最初で最後のアクションシーン”も満載した、“広島発ヒロインアクションムービー”巨編!
 

物 語
 
 52年間に渡るカープ球団フランチャイズとしての役目を全うした旧広島市民球場。その跡地利用を立案する市街地活性化プロジェクトの主査・堀江が、白昼、何者かによって重傷を負わされた。この事件の裏に一等地でもある市民球場跡地利用入札にまつわる利権のトラブルを感じ取った当局は、傘下の光国警備保障会社に捜査を依頼。そこで敏腕マネージャー・真船桂の命を受けた諜報員・神宮寺真琴は、早速、跡地利用に絶対的な権限を持つ同プロジェクト室長・牛島の動向を探るべく、小学校教師になりすまし、彼の愛娘・あおいに近づく。そんな折、あおいが怪しげな男たちに拉致されそうになったところを救った真琴は、それをきっかけにあおいから最近の父・牛島の様子を聞き出すとともに、彼女の安否を気遣って迎えに来た牛島室長本人より、跡地入札に於ける数々の介入の脅迫の事実や、彼の跡地開発に懸ける情熱を知らされるのであった……
 
 市民球場の跡地に一大遊興施設を建設して金儲けを企む渡邊建設の不埒な野望を、果たして真琴は防ぐことが出来るのか。魔の手が伸びる牛島、そしてあおいを救うことが出来るのか……?