神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『天使諜報★神宮寺真琴』(by広島発ヒロインアクションまつり)

「広島発ヒロインアクションまつり2016」で上映される作品②

『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』
   
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 先日言及した『令嬢探偵★モロボシアイ』制作時に、尽力してくれた広島関係者との出会いがきっかけで、当初1本限りと考えていた「広島発ヒロインアクションムービー」をシリーズ化することを決意、制作したのが「天使諜報(エージェントエンジェル)★神宮寺真琴」だった。かつて1987年にパロディーで制作した未完の8ミリ映画『スケバン刑事広島版~狙われた生徒会長~』の企画を換骨奪胎して2008年に制作した第一弾『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』を受けて、同年11 月にクランクインしたのが本作『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』だった。

 この年は、かの旧広島市民球場のラストイヤー(実際に取り壊されたのは翌々年の2011年だったが……)ということもあり、「何らかの形でこの球場でロケできないか」と考えていたところ、いつもお世話になっている広島フィルムコミッションの西崎さんが企画した「市民球場映画祭」に参加する、ということで、急遽制作がスタートした。

 興国警備保障の諜報員・神宮寺真琴が、上司のマネージャー・真船桂の名を受けて、旧広島市民球場跡地の利権に伴う陰謀に正義の鉄槌を下す、というのがストーリーで、冒頭及びクライマックスのシーンを、旧市民球場管理事務所の協力の下一大ロケを敢行し、撮り上げた作品である。本作は、当時西日本最大のインディーズムービーコンクールであった「ひろしま映像展2011」において入選を果たし、この度閉館と相成った名画座・シネツインのスクリーンに流れた実績を誇り、今観ても、広島人には懐かしい市民球場の勇姿を観ることが出来る貴重な作品でもある。

 「市民球場映画祭」上映前には、まだ存在した旧市民球場三塁側指定席で記者会見も行われ、主人公・神宮寺真琴役の山田明奈嬢と共に監督が出席し、その後継は広島地上波5曲のイブニングニュースで余すところなく放映された(ちなみに最初のロケ風景も、その日のNHKニュースで取り扱われた)。

 その旧市民球場で、優勝決定後神聖なるグラウンド内でビールかけを行ってしまい、シカゴカブスの「山羊の呪い」やボストンレッドソックスの「バンビーノの呪い」よろしく、その後25年間もリーグ優勝に見放された広島東洋カープが久々に頂点に立ったことを記念して、この度横川シネマ!!で敢えて2年連続上映される。ここは是非、ウチの上映会が初めて、という方々にも是非来場していただきたい!

 何とぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


※映像中の上映日程・URLは過去のものです(詳しくは下を参照のこと)

脚本・監督  胤森  淳
   音楽  藤江 伸也
     撮影  加藤 尚子
     殺陣  裏山 元紹
     美術  斉藤 克幸
    スチール  石井清一郎 他


出演  山田 明奈
     藤岡真由子
     坂田 弥優
      森井  順
      須崎 幸彦
      坂本 一博 他
 


「広島発ヒロインアクションまつり 2016」

■日時  2016年11月27日(日) 第1部13:00~(開場12:30) 第2部15:30~(開場15:15)
■会場  横川シネマ!!(広島市西区横川町3-1)
■入場料 \1.200 (前売\1,000)
       ※第1部・第2部共通入場券 ※イベント開催中は半券提示で再入場可
       ※前売りチケット予約メールアドレス 
ichienpoppo@gmail.com
■上映作品
 第一部
   『令嬢探偵★モロボシアイ〜広島より愛をこめて〜 」27分
    『天使諜報★神宮寺真琴〜市民の敵は場外へ飛ばせ!〜」27分
   『電光石火☆八城忍」52分
 第二部
   『ベビーフェイス』12分(東京シネマペロ作品)
     『一文字沙也加』15分(東京シネマペロ作品)
     『アイドルスナイパー2ダークリベンジ』56分(東京シネマペロ作品)
     『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』24分
※終了は18:00頃