神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

何故、パシフィックにこだわるのか?

 前回の日記の続きになるかも知れないが………
 
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 当団体の看板企画、「天使諜報★神宮寺真琴」シリーズの第2弾「市民の敵は場外へ飛ばせ!」は、表面上は当時解体を間近に控えた旧広島市民球場へのオマージュとして制作したが、その裏には2004年の“球界再編騒動”の渦中で、消滅の憂き目にあった大阪近鉄バファローズへの思いも含まれていた。
 
 実際、様々な妨害に遭う旧市民球場跡地利用プロジェクトの室長は牛(バファローズ)島という名字だったし、その娘は牛(バファローズ)島あおい(ブルーウェーブ)と命名した。牛島室長の懐刀は堀江(近鉄球団の存続=買収の奔走した歌舞伎者)で、、敵役は渡邊(言わずと知れた球界の癌)に宮内(これまた球界再編に奔走したパシフィックの癌)、そして用心棒の名を根来(役立たずどころかマイナスなヘボコミッショナー)とした。
 
 それまでは「神宮寺真琴」「真船桂」といった、往年の東宝特撮映画からキャスト名を拝借していた(他に『地球防衛軍』の「白石江津子」・『ゴジラ』の与党代議士「大山」、悲劇の科学者「芹沢」・『フラバラ』の科学者「川地」等)が、2作目は、恨み骨髄の“球界再編”に関わった輩を、インディーズムービーの世界で落とし前つけてやる、との決意から上記のように命名した。
 
 実は、「天使諜報★神宮寺真琴」シリーズ3作品のうち、1作目の「狙われた生徒会長」は87年に完成後一歩までに行きながら、結局制作断念した往年の8ミリフィルム作品『スケバン刑事広島版 狙われた生徒会長』の換骨奪胎で、3作目の「シンデレラの懸賞金」も、同タイトルで単発の8ミリ映画として企画した(そして監督・役者交渉の果てに断念した)ものをほぼそのまま利用した。
 
 そういうわけで、私の過去の未完成“ヒロインアクション”のリメイク的意味合いが強かった「天使諜報★神宮寺真琴」シリーズだが、第2作だけは、純粋なオリジナル企画。最終版まで二転三転したものの、何とか完成し、上映も無事終えた。
 
 今まさに、第2作の苦悩と同じく、いかに魅力的なドラマを創ればいいか、思案中であるが、何とか近く企画を完成させて、出来れば11月までにロケに入りたいと願っている。
 
 まあ、頑張るよ(笑)