今敢えて……「令和」より「昭和」を!
巷では「改元」「改元」と慌ただしいが、「昭和の日」の翌日に「平成」が終わって、日付が代わったら「令和」って、何とも面白いじゃないか……ちなみに、私のPCでは、当然ながら「れいわ(reiwa」)って打っても「例話」としか変換しない。思い起こせば1989年1月、同様に私が当時使っていたワープロも、「平成」とは変換されなかったなぁ……
それにしても、「令和」って言葉なんだけど……「令」ていう漢字、漢和辞典で引いたら、上の部分が「冠」で要は「権力」を表し、下の部分はその形状から「跪いて従う」って意味を持っているらしい。だから「令色」(媚びへつらう)「召集令状」「戒厳令」など、きな臭い意味の熟語に多く用いられている。「命令」って熟語も、本当は「命」より「令」の方がやばかったわけで、まさに「権力者に跪いて集団化する」てのが国語学的な「令和」の解釈といえるかも知れない。
だからこそ、同じ「~和」でも「はっきりしている」「明らかにする」意の「昭」の方が「令」よりいいに決まってる。もっとも「昭らかに和する」の「昭和」が戦乱の血塗られた時代を経た歴史はよく知っているが、晩年はその反省に立った平和の時代でもあった。それが「平成」の世にうやむやになり、「協調」から再び「自分さえ良ければいい」輩の台頭を許し、そんな連中にミエミエの「令和」なんて都合のいい語の元号をでっち上げられてしまった。そんな中、ゴラク映画の中に「反省」「教訓」「権力監視」そして「平和の尊さ」を折り込んだ先達の功績を顧みて、敢えて、今日のこの時に宣言したいのは……
令和なんてぶっ飛ばせ!
回跨ぎで昭和のプログラムピクチャーの
心意気を目指せ!
ってところかな(;^_^A
そして平成が間もなく終わる。少なくとも日本が戦闘状態になることが一度もなかった時代が………
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