神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

東宝チャンピオンまつり復活か?

 これはとある録画番組の編集を行っていた時に気付いたんだけど、この3月に日本映画専門チャンネルで、往年の「東宝チャンピオンまつり」バージョンの昭和ゴジラ映画を一挙放映するそうだ! 既に「東映まんがまつり」を“再現”した局だけに、ちょっぴり期待はしていたんだけれど、やはりやってくれますか!(;^_^A

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 世代的に殆ど「チャンピオンまつり」バージョンしか観てないようなんで(71年以降は新作も“チャンピオンまつり”のカテゴリーで制作・上映されていたし……)、オリジナルと“チャンピオンまつり”版の違いに気付いたのは、それこそ『メカゴジラの逆襲』以降の“ゴジラ復活”に湧く1981年頃に、大阪で『怪獣大戦争』『キングコング対ゴジラ』をリバイバル観賞した頃ぐらいではなかろうか。当時はネガさえ失われたとされる『キンゴジ:』のオリジナル版を渇望していたんで、「“チャンピオンまつり”版けしからん」との思いが強かったが、やがてビデオやDVDの普及によってオリジナル版の観賞が容易になってくると、逆に“チャンピオンまつり”版に郷愁を感じるようになってきた。

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 確かに、制作者の意思も顧みず、勝手に尺を縮める再編集版は“けしからん”行為なのかもしれない。しかしながら、実際に映画の編集を行ってくると、オリジナルの世界観を損なうことなく尺を縮めることは決して容易ではない、と気付くようになった。既に仕上がったものの尺を削るのは大変面倒なことだ。それ故、コンパクトに纏められた“チャンピオンまつり”版に、今なら“職人芸”を感じるかも知れない。

 これら“チャンピオンまつり”版の放映は3月。その頃には勇んで劇場に足を運んだ小学生時代に思いを馳せて、童心になって楽しみたいと思っている。出来ることなら「アクネスからの贈りもの」や「ハロー! フォンガー5」あたりも復活させて、「東映まんがまつり」同様、まんま復活させてほしいね(;^_^A