神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』 圧巻の「カマキラス」操演!

 かの名作漫画・アニメの『じゃりん子チエ』の主人公・竹本チエが、母親と初めて観に行った映画が確か『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』だったと記憶している。実は私の映画館デビューもこの『ゴジラの息子』でして……妙なところで共通点がある訳なんだけど(;^_^A そんなわけで、「東宝チャンピオンまつり」版ゴジラ映画全7作品のうち、オリジナル版の方を劇場で観賞したのは本作と『怪獣総進撃』(チャンピオンまつり版でのタイトルは『ゴジラ電撃大作戦』)の2本しかない。

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 もっとも、その時の記憶は、ラスト、放射能ゾンテの実験成功により雪に包まれたゾルゲル島で、ゴジラとミニラが寒さに耐えるため身を寄せ合い(抱き合い)、静かに眠りにはいる(様に見えた)シーンしかない。「チャンピオンまつり」も観なかったため、大まかなストーリーはその後のテレビ・ビデオ観賞や、福岡市の今は亡き「てあとる西新」の「ゴジラ1983-復活フェスティバル-」オールナイト上映で観て改めて思い出した次第だ。もっとも、『ゴジラ』(橋本幸治監督)を1年後に控えて、すっかり“硬派”な特撮ファンだった当時の自分にとっては、このお子様ランチ的な設定・ストーリーがどうしても受け入れがたく、殆ど評価に値しない、なんて偉そうなことばかり考えていた。

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 しかしながら、今回の「東宝チャンピオンまつり版ゴジラ全7作品一挙放送!!」で久し振りに再見すると、確かに「お子様ランチ」的な予定調和な物語なんだけれど、決してそれに流されて大味な特撮にはなっていない、当時の東宝特撮マンの心意気を感じさせる映像が随所に見られた。中でも特筆すべきは、クモンガ・カマキラスの2大昆虫怪獣のリアルな表現で、特に意外にもカマキラスの動きには目を見張った。

 どのような操演の妙で描かれたか知らないが、カマキラスの生命観溢れる自然な動きには、そこにワイヤーなり釣り糸なりあること、ひいては人間が操作していることを全く感じさせなかった。そこに人間との合成の見事さもあって、本当にそこに昆虫怪獣が存在しているかのごときリアルな映像を堪能することが出来た。ここまで自然な動きが出来たら、CGと見紛うし、CGと同様の動きを表現出来るのならば、絶対実写の方が優れているに決まっている。こんなことを書くと語弊があるかも知れないけど、『ゴジラ ファイナルウォーズ』に登場したフルCG(だったと思う)のカマキラスなど、質感では全然叶わないと思ったねΣ(゚д゚;)

 先に『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観賞して、CGによるせわしなく薄暗い“怪獣プロレス”を観てきただけに、この白昼の見事な操演にはつい引き込まれてしまったよ(;^_^A  もっともこれを以て「実写>CG」なんて安直な結論を出すつもりはないけど、こんな“手作り感”を遙かに超えた素晴らしい実写特撮を見せられると、勢い往年の日本特撮映画を改めて観直したい衝動に駈られてしまったよ(;^_^A 返す返すもうんと子供の頃から、こんな凄い映像をずっと観続けて来たんだなぁって、改めて実感!(;^_^A

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