「チャンピオンまつり」的改変とは
先日、日本映画専門チャンネルで『怪獣総進撃』の4Kリマスター版が公開された。それに先立って、同チャンネルでその予告編が公開されたんだけれど、その際「デジタルで甦るオリジナルの予告編」と銘打たれたものが放映された。
それというのも、かつての「チャンピオンまつり」時代、予告編も含め、監督の許可なく改変が行われ、しかもオリジナルネガの管理が杜撰だったために、かの「『キングコング対ゴジラ』オリジナルネガの部分紛失」なんて悲劇も起こってしまったわけなんだけれど、同様に『怪獣総進撃』の予告編が「チャンピオンまつり」版タイトル『ゴジラ電撃大作戦』に改編された際、オリジナルの『怪獣総進撃』のタイトル部分が紛失してしまうという事態があり、それがようやく修復されて、オリジナルの予告編になった、というわけである。
これは非常に喜ばしいことなんだけれど、反面、今後『ゴジラ電撃~』の予告編が公開されることはないだろう、なんてことを考えると、「チャンピオンまつり」支持派の自分としては、一抹の寂しさを感じてしまったりするし、28日の「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」開催を直前にして、「チャンピオンまつり」の象徴的なタイトルが改変されたことはちょっぴり残念だったりする(;^_^A
そういえば、かつて、当方の『天使諜報★神宮寺真琴』の「市民の敵は場外へ飛ばせ!」を「チャンピオンまつり」風に再編集して「市民球場電撃大作戦」と改題して上映しようか、なんて考えたこともあったが、現在、DVD用データとは別の、編集データに不具合が生じているので(オリジナルの撮影映像は無事)、そのプランは今のところ実現していない(;^_^A
でも今回、ちょっぴり「チャンピオンまつり」テイストを出そうと、拙作『THE 争奪戦っ!』を『ザ 争奪戦っ!』に改題して上映することにした。今思えば、東映のプログラムピクチャー感を出すためには『ザ・カラテ』のように、片仮名の「ザ」の方がよかったかもしれず、その点を考えての改変だった(もっとも「チャンピオンまつり」は東映ではなく東宝だったが(;^_^A) ちなみに、現在youtubeにUPしている「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」バージョンの予告編は『ザ』の方にしている。
こんな「遊び心」も交えながら、「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」は開催される(;^_^A
「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」
日時:2021年8月28日(土) 18:00開場 18:30開演
会場:コジマホールディングス西区民文化センター
(広島市西区横川新町6-1)
入場料:前売・予約1,000円(当日1,200円)
協力:シネマペロ(東京)
HOUND PROJECT(福井)
上映作品:『ザ 争奪戦っ!』(胤森淳監督)
『BLOOD BLADE』(岡田広監督)
『ストロベリークライム』(稲葉司監督)
『アイドルスナイパー』(稲葉司監督)
協力:シネマペロ(東京)
HOUND PROJECT(福井)
※前売予約に関しては、「お名前」「連絡先(メールアドレス)」「必要枚数」を記載の上、下記メールアドレスまで申し込みをお願いいたします(担当 胤森《タネモリ》)。