神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『2001年』の「次が『ザルドス』で……

 我が人生初めての劇場鑑賞映画は『怪獣島の決闘 ゴジラの息子』で、これは「じゃりん子チエ」におけるチエの設定(彼女も発観賞映画が『ゴジラの息子』)と一緒なんだけど、これが洋画となると、このブログで何度も触れたが、化の『2001年宇宙の旅」!。どうも物心もろくについていない幼少期の私が何のきっかけかせがんだのを、親が真に受けての観賞だったらしい。おかげであの冒頭の類人猿以外、後に再見するまで殆ど記憶が残っていなかった。

 そんなわけで、中一の冬に、これは自分から観たいと強く思い『キングコング』を劇場で鑑賞するまでに、「物心ついていなかったけれど何となく観ちゃった洋画」ってのが、前出の『2001年~』から『キングコング』に至るまで数本ある。それで、2001年の次に観賞したのが、何と『未来惑星ザルドズ』!! おそらく小三~四の頃だと思うけど、たぶんTVの予告編で、空中を飛ぶUFOのような巨大な顔の物体を観て、単なるSF映画と思って観に行ったのだと記憶している。しかし実際は前衛的で感応的で難解で、とても小学生の観賞に堪えうる(いろんな意味で……)作品ではなかった。その時のパンフは今でも保管しているけれど、実際中には乳首のカットもあるくらいだヾ(--;)

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これが件の『未来惑星ザルドス』の当時のパンフ(;^_^A

 その次は『ラブバック2』と『マイウェイ』の2本立て。当然ワーゲンがコミカルに活躍する『ラブバック』がお目当てだったが、意外にも南アフリカ制作で、べったりとしたヒューマンドラマ(で主題歌は一応「マイウェイ」)の『マイウェイ』の方が断然面白かった。続いて『大地震』。当時低周波を利用して上映館内であたかも実際の自身が起こったように体感させる「センサラウンド方式」が採用された映画だったが、その仕掛けが小学生の自分には効き過ぎで……すぐに劇場から退散したことを鮮明に覚えている(;^_^A

 このように夢中になった邦画。とりわけ怪獣映画とは裏腹に、洋画を見る機会は当時殆どなかったが、これも当時は週5回もの洋画枠(「月曜ロードショー」「水曜ロードショー」「ゴールデン洋画劇場」「土曜映画劇場」「日曜洋画劇場」)で頻繁に洋画がタダで観賞出来たからかもしれない。

 いまではその洋画でさえ、ゴジラ映画が創られるご時世となったが、あの当時、字幕を必死に目で追いかけながら、ちょっと不思議な感覚であの暗がり(殆ど朝日会館!)で過ごした日々は、何ともp忘れがたい(;^_^A