神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

我が心の「交響組曲超人機メタルダー」

 今日はプロ野球前半戦最終試合。広島東洋カープは横浜DeNAベイスターズに快勝し貯金23で前半戦を折り返した。終盤の集中打によって、横浜の投手が頻繁に交代する場面もあったようで、その都度地元マツダズムスタでは恒例の“相手投手KO曲”である「燃える赤ヘル僕らのカープ」が何度も鳴り響いたことだろう。そんな2017年7月12日に、その「燃える赤ヘル~」の作曲者である横山菁児氏の訃報を知った。8日の逝去だったらしい。享年82歳。ショックで言葉もない……

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 横山菁児氏に関しては、今から3年前の10月に、当ブログでもしたためたことがある(「故郷は広島」https://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/26593923.html)が、かつて広島テレビ日曜夕方の「がんばれ!カープ」の主題歌にもなりながら暫く市民球場でしか聴けなかった大好きな曲「燃える赤ヘル僕らのカープ」をはじめ、ドラマ以上に楽曲が好きでサントラ(LPレコード)まで買った「交響組曲超人機メタルダー」、カラオケに行ったら必ず歌う「宇宙海賊キャプテンハーロック」等々、氏の楽曲はどれも素晴らしく、逆にその大好きな曲が全て氏の手による作品であることを知ったとき、自分の音楽に関する感性に“ブレ”がなかったんだ、としみじみ思ったものだった。しかも氏は広島市出身で、晩年は広島で生活していたという事実にも、何かしら“縁”を感じたりもした。

 これももう3年前の話になるが、広島市西区民文化センター主催のイベントが縁で、広島の高校・大学を卒業し、円谷プロの特撮ドラマに多くの楽曲を提供した冬木透氏と面会する機会を得、その際に持参した、すっと大事にしていた氏の楽曲でもある「ウルトラマン80」のLPを持ってもらっての記念撮影を撮らせていただいた思い出があるが、出来れば、同じ広島で個人的にも素晴らしい楽曲を世に送り出した横山菁児氏に、件の「交響組曲超人機メタルダー」のLPを持って、一緒に記念写真を撮っていただきたかったなぁ……せめて一度だけでもお会いしたかった。そして楽曲の感動を伝えたかった。折角広島に在住されていたのに……

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 今日は、その「交響組曲超人機メタルダー」LPを枕元において、氏に哀悼の意を捧げたいと思う……合掌

 追記:それにしても、著作権絡みで無理と知りつつ、今までそのまま自作の映画のBGMに使いたいと思ったのは、冬木氏と横山氏のサントラ曲だった。共に広島絡みの方々だったとは………

 作曲家の横山菁児(せいじ)さんが8日、広島県内の病院で肺炎のために死去していたことが分かった。広島市出身、82歳。
  広島カープの応援歌「燃える赤ヘル僕らのカープ」や、「宇宙海賊キャプテンハーロック」「聖闘士星矢」、「超人機メタルダー」など人気アニメの劇中音楽の作曲を手がけた。
  アニメ「聖闘士星矢」で主人公・ペガサス星矢役を演じた声優の古谷徹(63)は自身のツイッターで「『聖闘士星矢』にはなくてはならない巨匠でした。心から御冥福をお祈り致します」と追悼した。