『女囚セブン』佳境へ!
『女囚セブン』ももう6話を数えた。ということで、主人公・神渡琴音を除く“セブン”のうち6名が全て琴音の軍門に下った、と言うことになる。今回は横領の罪を被って服役した元政治家秘書のマインドコントロールを解く、というスタンスで懐柔。前話の「介護殺人“梅干しババア”」同様、悪の黒幕・内藤法務大臣に絡んだ服役であり、タイトルと並ぶ第1話において、彼女らはいよいよ“本丸”に挑んでいくわけだ。
当初、この『女囚セブン』というタイトルから、主人公の琴音が、刑務所で一匹狼として暴れ回るのではなく、この7人の助手が紆余曲折の後。徒党を組んで敵に挑む話だと思っていたが、やはり予想通りの展開になってきた。というか、最初から琴音の達観ぶりよろしく、先のストーリーが見てとれる作品だといっていい(;^_^A だから観ていてとても安心。それこそ茶の間で寝っ転がって観られるような作品だ(;^_^A こんなドラマを待ってたよ(^^)
そういえば今回は、琴音の育ての親の女将・一条が一足先に本丸の内藤法務大臣と対峙するシーンが後半に用意されていたが、演じる“女囚の大先輩”こと梶芽衣子の貫禄は最高だったね(≧∇≦) 往年のギラギラした刃のような危うさはないものの、誰にも有無を言わせぬ威圧感はさすがだった。この彼女の存在が、本作をしっかりと“締めて”いて、彼女の抜擢は本作にとってタイムリーな決断といえるものだったと思うよ。
また彼女に「恨み節」を歌ってほしいなぁ……きっと、かなりドスの利いた圧巻の歌いっぷりになるだろう(;^_^A
まだまだ『女囚セブン』から目が離せない!