神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『女囚セブン』最終話を迎えるに辺り……雑感

 いよいよ今晩、『女囚セブン』は最終話を迎える(んだったよね?) まだ最終話を観た訳じゃないけど、ホントあっという間だったねぇ……あの謎に満ちた展開だったら、この倍ぐらいは行けたんじゃないか、って思う。まず琴音が同じ房の女囚を懐柔するところでまず6話、それから仲間を引き連れ事件の解決にいよいよ奔走する、っていう展開でもう6~7話のワンクール13話もありのストーリーだったと思う。

 もっとも、それをせずとも8話でラストを迎えられるのも、いい意味で登場人物か予定調和な“ステレオタイプ”のキャラだったことに尽きる。つまりわかりやすい「勧善懲悪」の極致! 今更悪役にも抱える背景があるなんてパターンは御免被りたい。よって諸悪の根源・内藤法務大臣(高島政伸)には、最後の最後まで薄汚い悪役を貫き通してほしいものだね。それと、まあ難しいとは思うけど、悪役には“死”を以て償ってほしいものだ……それこそ『必殺』のように……とはいうものの、まあラストの展開はおおよそ想像はつくけどね(;^_^A

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 先程「ワンクール」の話題に触れたが、かつてドラマ他TV番組は、1年52週を4分割した13というクールがあった。それこそ昭和のドラマは基本半年か1年単位での「連続ドラマ」が主流で、特撮ドラマでも、『ウルトラ』シリーズなどは4クール52話が普通だったものだ。低視聴率に悩み、僅かワンクールで打ち切られた『マイティジャック』でさえ、13話はあったんだから……

 それが今は、時代の流れといおうか、“忖度”NHKの大河ドラマや朝のテレビ小説等を除き、すっかり「10話完結」が主流になってしまった。昨今低視聴率で事実上“打ち切り”となってしまった“大本営”フジの『OUR HOUCE』で9話までだったな……

 移ろいやすい今の時代にはワンクール13話を超えるドラマは、特撮やアニメ以外は、バラエティー番組に押されてなかなか難しくなってしまったのだろうが、逆にかつての『大都会や』『西部警察』、初代『スケバン刑事』(の海槌三姉妹が出るまでの回)のような“一話完結”スタイルを用いることで、長期の連ドラ化も可能だと思う。

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 そんな嗜好のドラマをTV局にも作って放映して貰いたいね……まあ、期待はしてないけど……ヾ(ーー )