神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“シン・ゴジラ”九州に上陸?

 『シン・ゴジラ』で思い出したことが一つ。去る2016年11月、福岡県筑前町で実施された「ど~んとかかし祭」で、この年は何と話題の“シン・ゴジラ”藁案山子が制作された。丁度その頃、福岡に用事にあった私は。たまたまこの記事を目にして、折角だからと少し足を伸ばして、初めて筑前町に足を運んだ。途中何度も道に迷いながら、最後は付近のコンビニで丁寧な説明をしてもらって(どうもどこには私たちと同じような観光客がたくさん道案内を求めてきていたらしい)、ようやく会場の安の里公園までたどり着いた。

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 時間は午後、やや日が翳り始めた頃だったが、晴天の下、逆に赤みかかった日差しを受けて聳える“シン・ゴジラ”の雄姿は壮観だったね。身長は約10メートルくらい。藁で作ったとは思えないくらい精巧で、細かいところもしっかり描いていて、劇場で『シン・ゴジラ』を観た者としても十分納得するほどの出来映えだった。丁度近くにある背景の鉄塔との相性も良く、映画の一シーンを観ているような気持ちになったよ。

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 実は夜になるとLED照明によって目や身体から光を放つライトアップが施されていて、それも本当は観たかったが、生憎地元に帰る時間もあって泣く泣く断念したんだけれど、実はその日の夜、明治神宮外苑でライトアップされた展示物が燃え小学生が焼死するという痛ましい事件が発生し、それを受けてこの「シン・ゴジラ」のライトアップも翌日から中止になったらしい。こんな事を書くと不謹慎かもしれないけど、行ったこの日が実は最後のライトアップだったようだ。

 この「シン・ゴジラ」藁案山子は、そのイベント終了を以て解体焼却されてしまったようで何とも残念な話だが、こうして運良く実物を見られたことは、何ともラッキーだったと思う。今回改めて『シン・ゴジラ』を観直してみてつくづくとそう思ったよ。