神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ウルトラマンは帰ってきた?

 突然、何の脈略もない話なんだけど……

 『帰ってきたウルトラマン』が放映された当時、小学校の低学年だった。年齢的にリアルタイムで観た『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の記憶は曖昧で、正直“物心ついて”初めて観たウルトラシリーズが同作だった。

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 それ故、この“帰ってきたウルトラマン”は、かつてゼットンに倒され、長兄ゾフィーによって命を再度授けられた“ウルトラマン”が文字通り“帰ってきた”物語だと当初は信じていた。外皮の赤と銀との模様の違いはすぐ気付いたが(特に赤の模様の縁に描かれた二重線)、それも“仮面ライダー1号”の再登場よろしく「グレードアップして帰ってきたんだな」程度にしか思わなかった。それに「初代の頃よりかっこいいな」なんて思ったりもした(何故か「ウルトラマン」の記憶はあの仮面しわくちゃのAタイプしか記憶に残っていかなったもんで……(;^_^A)

 かつて朝日ソノラマ刊のムック本「ウルトラマン白書」によると、当初の企画ではハヤタもムラマツキャップも冒頭出演する予定だったらしく、ウルトラマンが帰ってきたストーリーとなるはずだったらしい。それでこそ“帰ってきた”ウルトラマンたり得たと思う。

 昨今、この「帰ってきたウルトラマン」を無理矢理“ウルトラマンジャック”という呼称で呼ばせようとしているらしいが、本来、元のタイトルから言えば初代ウルトラマン帰ってきたウルトラマンでなければならないんだから、「エース(A)」「タロウ」よろしく「ジャック」てのはね……百歩譲っても「新マン」「帰マン」で十分だと思う。そもそも、それまでいい意味で曖昧だった円谷ウルトラヒ-ローの立場を『ウルトラマンA』において「ウルトラ兄弟」って括っちゃったのが、この問題の元凶ではなかったか……ええ、おそらく問題視しているのは私くらいだろうけど(;^_^A

 もっとも、『帰ってきたウルトラマン』のナックル星人の回で、すでに「初代マン」と「新マン」は競演してしまっているんだけどね……(;^_^A