神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ボンカレーの“あの人”はヒロインアクションの先駆け

 過日、とあるスーパーへ食材の買い出しに行った際、「夏の元気! 本気カレー! AKB48大島優子が考えた“優子の濃厚テーズカレー」なる小品が店頭で販売されていた。しかも価格は78円! 夏の終わりに在庫処分のつもりだったんだろうが、おかげさまで4箱も購入させてもらった
 
 ところで、その隣にあったのが、あの有名な“松山容子”のオリジナル「ボンカレー あまくち」。こちらの方は98円。なんと、今をときめく“AKBの大島優子”に“松山容子”が価格で勝っていたとは……これはちょっとした“事件”だった
 
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 さて、先日“闘ってる女優”綾瀬はるかのことを書いたが、そこに登場した主演映画『ICHI』の元ネタは、勝新の『座頭市』ではなく、その女版として松竹で制作された『○くらのお市』である、というのが個人的な見解なんだけれど、その“お市”役を演じたのは、この松山容子嬢、その人である。
 
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 しかし、松山容子嬢は、それ以前にもヒロインアクションの“前科”がある。彼女はもともと『天馬天平』というテレビドラマで、男装で新撰組と闘う“勤王の姫君”「千也姫」を演じ、しかもその役が評判だったため、その千也姫の“スピンオフ”的作品ともいえる『琴姫七変化』なる番組も制作されたのだそうだ。そういう意味で、実は彼女は日本における“アクション女優の先駆け”とも呼べる偉大な“ヒロイン”なのである。
 
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 ちなみに、『琴姫七変化』を企画し、彼女に出演を打診したスポンサーというのが、かの大塚製薬大塚食品)。つまり“松山容子ボンカレー”は“ヒロインアクションドラマ”の賜物だったわけだ