神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ここにも制服戦士が……!

 「ヒロインアクション」をキーワードに、ネットであれこれ検索してたら、またカッコいい画像を見つけてしまった(;^_^A

 

 

 荒野(空き地?)を背景に、日本刀を構えるセーラー服姿の少女。チョン・ジヒョンの『ラストブラッド』辺りからすっかりヒロインアクションの王道となった、セーラー服と刀との組み合わせ。そして相手は、いくら斬りつけても“斬り捨て御免”で何の罪悪感も生じないゾンビたち(もっとも彼らも元は人間だ)。ジョージ・ロメロの『ナイトオブザリビングデッド』に始まったアメリカ(そしてイタリア、イギリスに伝播していく)の「モダンゾンビ」と、日本独自の文化「日本刀」「セーラー服」という、出自も何もかも異なるものに、ここまで親和性があったのか、って今更ながら驚く。しかもこの子の状況が土まみれ、ってのも、つい今しがたまでゾンビと戦っていました感がにじみ出ていて実によい(;^_^A そのあどけない表情とは裏腹な、凛とした目力も。

 

 そんなわけで、これはどんな映画・ドラマの一コマなのか、なんて考えてしまったが、実はゲームソフトのCM用の画像(映像)だったようだ。そしてこの子は米倉れいあという16歳らしい。

 

 それにしても、今更ながら昨今のゲームソフトの席巻はすさまじい。そしてゲーム販売用にこんな雰囲気のCMがバンバン制作されている、という驚き。そういえば、これまたゲームソフトの『バイオハザード』のCMで、吉幾三が代表曲「俺ァ東京さ行ぐだ」のセルフカバーをやってたっけ(歌詞は改変)。このCMの場合は、今と過去とがクロスオーバーするカオスな雰囲気のCMだったなぁ(;^_^A

 

 それこそ、僅か1分足らずのCFに、映画一本分くらいの金と労力を費やして撮ってるんだろうから、いずれ映画やドラマといったコンテンツは、ゲームやCMの世界に凌駕される時が来るかもしれない。というか、もうされてるんじゃないかな? ゲームのことは何も知らないけど、こう考えると驚異的だ。

 

 昨今の新型コロナ禍で、細々と作品を低予算で制作し、年に一度か二度の上映会で精差k費をある程度回収する、そんなインディーズムービーの“ビジネスモデル”(?)も、正念場を迎えている。でも岡田広監督の『BLOOD BLADE』がそうであったように、米倉れいあのような制服美女が闘うのは、CFではなく映画・ドラマの世界であってほしいと、切に願ったりするな(;^_^A