母校期待大のNPBプレーヤー(^^)
ベイスターズ4番の佐野、オリックスのレギュラー内野手福田、ゴールデンイーグルス正捕手の太田、ファイターズの先発投手、吉川、上原、讀賣捕手の小林、タイガースの俊介、そしてカープの野村、上本、中田廉……いずれも我が母校のOB選手だ。おかげさまで、現在NPBへの選手供給数では歴代3位らしい母校野球部出身プロ野球選手の中でも、最近期待を持って見守っているのが、入団3年目の中村奨成捕手だ。
彼がレギュラー捕手で臨んだ第99回全国高校野球選手権における活躍は凄まじかった。何といっても、あのPL清原の記録を抜く大会6ホーマーをかっ飛ばしたのだから……(゚Д゚;) それでも決勝に臨みながら優勝の栄冠を勝ち取れなかったのは、「春の広陵」の“春の広陵”なる所以だったりするが( ノД`)( ノД`)( ノД`)、それでもその年のドラフトで競合の末ドラ1で入団したのだから大したものだ。
かなりピンボケだけど、件の夏の甲子園大会決勝戦(対花咲徳栄戦)で、外野席からコンパクトカメラのズームギリギリで撮った、高校生・中村奨成選手の雄姿(;^_^A
もっとも、分厚い層を誇るカープ捕手陣の中ではなかなか頭角を現すことも叶わず、遂に外野手として一軍に昇格した直後に、何とレフト2番のスタメンで登場し、ついにプロ入り初安打を火の出るような二塁打で達成した。
以前テレビの企画で、稀代の名捕手である故野村克也氏と対談した際、同じ母子家庭という境遇から「母親を大切にしろ」との言葉と共に、捕手としての心得といった薫陶を受けた中村捕手だけに、キャッチャーというポジションは捨てがたいものがあるだろうが、まずは一軍の試合に出ることが先決だろうから、今のポジションでもいいから是非打の方で活躍して、一軍定着を果たしてほしい。そして貧打に悩むカープ打線のカンフル剤になってほしいものだ。
それにしてもドラマチックだったのが、彼の初安打が対ドラゴンズ戦で、しかもその安打を打たれた相手投手が、件のドラフトで、中村をくじで外したドラゴンズが俗にいう“外れ一位”で指名した鈴木博志だったことだ。本来“浪花節”的ストーリーならば、外れ一位(失礼!)の鈴木投手がバッターの中村奨成を抑える方がドラマチックなんだろうけど、あいにくそういう訳にはいかなかったようだ。尤も、先日話題にした日ハムの八木投手が、その後戦力外を受け、ドラゴンズにテスト入団した際、今回と同じナゴヤドームでの初先発の相手が現役バリバリのメジャーリーガーのカープ・黒田だったにも関わらず、見事勝利を収めたこともあったから、それを考えると“あいこ”かな(;^_^A
広島・中村奨成4年目でプロ初安打!父親のような存在…広陵・中井監督に感謝
https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2021/04/17/0014247926.shtml