神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

爪痕

 今日3月28日は「シルクロードの日」。「シルクロード」と聞いて、まず脳裏に浮かぶのは喜太郎(「ゲゲゲ」でも「シティーボーイズ」でもないよ(;^_^A)と久保田早紀だ。喜太郎の方は、有名な「シルクロード」って楽曲があるから思い浮かんで当然なんだろうけど、久保田早紀の方は、あくまでイメージだ。

 

 久保田早紀のデビュー曲にして最大のヒット曲は、何といっても「異邦人」である。歌詞そのものは、「過去からの旅人」とか「時間旅行」といったフレーズが登場し、しかもセカンドシングルのタイトルが「25時」だったりしているので、彼女自身は「タイムトラベル」辺りを意識した楽曲だったんだろうけど、その曲調のせいか、何故かそこに「シルクロード」を感じてしまうのである。まあ、あくまで私見なんだけどね(;^_^A

 

 

 

 

 ところで、彼女は残念ながら「異邦人」を超えるヒット曲に恵まれないままで(個人的にはイメージチェンジを図ってCMにも使用された「オレンジエアメールスペシャル」は大好きだけど)、今に至っている。そんなアーティストのことを俗に“一発屋”なんて揶揄することがあるけれど、そんな揶揄なんて“糞喰らえ”であって、その“一発”を目指して数多のアーティスト、俳優、芸人、監督、プロデューサーがいることを忘れてはならない。仮にそれがつかの間の栄光であったとしても、少なくとも世間にいい意味で“爪痕”を残したことに違いはないのだから。

 

 70~80年代に青春期を送った者ならば、そのほとんどが間違いなく、「異邦人」の冒頭の「子供た~ちが~♪」のフレーズが口ずさめるはずである。それでいい。それだけでいい。