神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

クラウンライター

 果たしてこれが2021年最初の“野球ネタ”としてふさわしいかどうか……(;^_^A

 

 新型コロナウイルス禍の先行きが不透明な中、NPB12球団は“無観客”の春季キャンプに突入して久しい。今年の話題としては、まさかの“マー君ゴールデンイーグルス復帰(おそらく期限付き)だが、私としては、そんな田中投手の球を今回初めて受けた捕手が、母校・広陵高校出身の太田光選手だったことかな(;^_^A 

 

 それはそうと、今回の話題は、現在沖縄でキャンプ中の我が地元広島東洋カープ。実はキャンプ期間中、決まって選手及びスタッフは従来の“赤カープ帽”ではなく、少しアレンジしたキャップを着用するんだけれど、今年のそのキャップのデザインを見て、ふと思い出すものがあった。それは「クラウンライターライオンズ」。

 

 

 

 クラウンライターライオンズとは、現在埼玉西武ライオンズの前身球団名である。元来1955年のセパ分裂時に、パシフィックリーグの一球団として誕生した西鉄クリッパーズが、翌年僅か1年で解散の憂き目に遭った同じ福岡球団の西日本パイレーツと合併して「西武ライオンズ」になり、しばらく隆盛を誇っていたが、某球団が画策した“黒い霧事件”によって戦力が大半ダウン、その結果西鉄が球団を手放して、1974年から「太平洋クラブライオンズ」に改称したものの、それも僅か3年で行き詰まり、その次にライオンズ運営に「クラウンガスライター」が名乗りを上げて誕生した球団である。もっともクラウンライター時代も僅か2年で、西武鉄道に買収された結果、ライオンズは九州を後にするのである。

 

 

 そんなクラウンライターライオンズになぜ思いを馳せたかというと、今回の広島東洋カープのキャンプ用キャップが、クラウンライターのそれと酷似していたからでる。当時通称“クラウン”と呼んでいた同球団のキャップは、赤を基調に正面だけが白く(80年代の阪急・近鉄球団のそれと同様)、その白い部分に赤いアルファベットの「C」と「L」がコラージュされていた。だからクラウンのキャップから「L」を取ったら、ちょうど今回のカープのキャップとおんなじになるのである。

 

 とはいうものの、今回のカープのキャンプキャップを見て、クラウンライターライオンズに思いを馳せる人が、この日本にどれだけいることだろう……(;^_^A

 


広島・森下 フリー打撃で鈴木誠、長野、クロン、田中広に投球
https://news.yahoo.co.jp/articles/40923911185e367991dae7dce9eaf5180bb1badb