鶏は「チキン」か「恐竜の子孫」か?
「鶏」といえば、申し訳ないが専ら食べる方、要は「チキン」という認識の方が強い。唐揚げや水炊きは言うに及ばず、部位に関してもヤゲン軟骨や砂ズリ、レバーにいたるまで焼いてよし揚げてよし炊いてよしと、実に重宝する“食材”だ。
しかし、そんな人間の「家畜」として生命を真っとすることが多い鶏も、一たび野生化すると、きちんと飛ぶようになるし、意外と獰猛な鳥類として、他の小動物を捕食しながら、割と生態系の上の方に君臨するんじゃないかな。鶏を含む鳥類は、かつて地球上をわがもの顔で闊歩していた恐竜の末裔なんだから。
もし仮にティラノザウルスやヴェロキラプトルに人間並みの知性と情緒があったとして、現世にタイムスリップしたならば、自分たちの餌に過ぎない小型の哺乳類に、自分たちの子孫が飼育され食用にされている事実を知って、たけり狂うだろうな(;^_^A
それこそ、かのハリーハウゼン御大のダイナメーションが光る『SF巨大生物の島』に出てくる“ニワトリ系”巨鳥みたいな活躍をしてみろって、叱咤激励しそうだ(;^_^A もっともあの映画の巨鳥も、結局人間たちの“糧”になってしまうんだけどね(;^_^A、
というわけで、今日は「にわとりの日」(;^_^A