神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「茶房こもん」としばしのお別れ?

 この日曜日、「茶房こもん」に行ってきた。ワッフルが名物で、大林宣彦監督の尾道作品にも登場し、同シリーズの全国のファンにとってはある種“聖地”と化している「こもん」は、ご存じの通り、同県ながら私が住む広島市からはおよそ100キロ近い距離の尾道市にある。よっておいそれと行くことは叶わないのだが、今回家内がネットで、「こもん」がこの日曜日24日を最後にしばらく閉店するのだという。今や人口比率では東京都を遥かに凌ぐ新型ころんばウイルス感染者を誇る(?)広島なんで、その余波がついに尾道の「こもん」にまで及んだのか、って思うと、何とも感慨深く、休日出勤の翌日ながら家族を連れて県東部に向かった。

 

 尾道まで足を運ぶ時は“御約束”というか“ルーティーン”として、途中、かの『こんな学園みたことない!』の一条寺さやか先生こと奥田圭子の出身地である三原市の「ステーキハウスラジャ」で、ちょっぴり豪勢な昼食を摂るのだが、意外に「ラジャ」は満員の盛況ぶりで、食事を終えるまで1時間半もかかってしまった。待っている間、厨房での電話のやり取りを聞くとはなしに聞いていると、どうも他の店が新型コロナ禍で閉店している中、ここら辺では「ラジャ」だけが開店していた故の混雑ぶりだったようだ。

 

 そして遅めの“腹ごしらえ”をしたのち、一路尾道へ。「ラジャ」で意外に時間を使ってしまったので、「こもん」についたのは午後3時半。まさに「おやつの時間」真っただ中の時間帯だったが、何とか無事席も空いており、いつものように家内はバターワッフル、娘たちは「アーモンドチョコレートアイスワッフルとブルーベリーアイスクリームワッフル、そして私もアイスクリームワッフルを注文して、“今生の別れ”とばかりに舌鼓を打った。これからしばらくは新型コロナ禍の影響で閉店することを惜しむように……

 

「茶房こもん」のアイスクリームワッフル

 

 しかしその帰途の途中、この休業の話題を家内に振ると、意外な返答が、それによると翌日からの休業は、「こもん」が遅めの正月休みをとるからだという。ええ? 新型コロナ休業じゃなかったの? それじゃぁ、無理していかなくてもよかったじゃない! ただでさえめったに行かない「こもん」なのに………!!

 

 すっかり家内や娘たちの“策略”に引っかかってしまったようだ(;^_^A

 

 ちなみに「こもん」の向かいにあるのが『時をかける少女』で有名な艮(うしとら)神社