神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『れいこいるか』観賞記① 9月12日の横川は“運命の日”

 去る9月8日に、マイミクでもある川本じゅんき氏からの連絡で、氏が初めてプロデュースした劇場公開映画である、いまおかしんじ監督の『れいこいるか』が広島の横川シネマ!!でこの日からレイトショー上映されることを知った。mixiを通して十数年来のお付き合いがあり、2年前の池袋で初めてお会いできた川本さんのプロデュース作品だけに、これは是非観たいと思い、ちょうどいまおか監督とキャストの西山真来さんのトークショーがある12日が休日でもあり、この日の観賞を決めた。

 

 しかし、実はこの2020年9月12日って、一般には非公式ながら、水面下で去る3月末に延期した「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」の代替日として昨年度末より会場を押さえていた日だった。しかも会場は、件の横川シネマ!!とは目と鼻の先のコジマホールディングス西区民文化センタースタジオ。当時は「流石に夏になれば新型コロナ禍も少しは落ち着くだろうから、冬春に開催するよりこの時期なら大丈夫だろう」と思って押さえていたんだが、夏になっても感染者の数は増える一方で、泣く泣く一般に告知前に内々で延期にした曰く付きの日だったのである。しかも上映開始の18:40は、計画したイベントの上映時間と終了時間も含めてがっつり被る時間帯だ。何とも複雑な思いだ( ノД`)

 

 

 もっとも、当方の上映イベントをしていたかもしれない、そんな残念な時間帯に、知人のプロデュース作品を同じ広島市西区横川で観るのって、ある種心の隙間を埋めてくれる、癒されるようなグッドタイミングではないか!(;^_^A そう思って“運命の”横川シネマ!!にたどり着いたのは上映開始30分前。既に数名の観客がロビーで待っているなかなかの盛況ぶりだった。

 

横シネ発行の月間スケジュール表も、今月の表紙は『れいこいるか』推し!(;^_^A

 

 やがて定刻の15分前位に開場。もぎりで半券代わりに「監督と親交のある7名の誰かの感想」がランダムに印刷された(それ故どの人の感想が書かれているか受け取るまでわからない」二つ折りの小さな色画用紙をもらい、いよいよ館内に。上映までしばらく目を閉じて、予告編で観た光景を脳裏で反芻しながら、ひたすら上映時間の18:40を待った。そして上映開始……そこで展開する映画は、まさにイベント延期で荒んでいる我が心を癒してくれるような、実にヒューマンなドラマだった……

 

※その②に続く。

 

 ちなみにこちらは、発注直前で頓挫した、幻の「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」ニューバージョンチラシのデザイン。