神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

アニソンは世代を超えない!

 先日、テレ朝で「国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙」なる番組が放映された。観ようと思ってはいたが、いろいろあって観そびれてしまい、気が付けばもうネット上にその結果が報告されている始末。いくらエンタメニュースといっても、テレビ番組をそのまま記事にしてUPするってのは、関係者や素人のブロガーならまだしも、プロの記者がすることなのか、って疑問はいつも感じるんだけれど、とりあえずその結果が知れたのはよかったかな(;^_^A

 

 さて、一位となった「残酷な天使のテーゼ」はよく知っているし妥当なところとは思ったが、二位の「紅蓮華」は、娘たちが大ファンで頻繁に聞かされてきたから知ってはいたが、流石にまだ登場して数年しかたってない故、このランキングはまだ一過性のものかな、なんて感じたよ。更に、ベスト20の中で知ってたのは、上記の2曲の他には、「宇宙戦艦ヤマト」「タッチ」「サザエさん」「ムーンライト伝説」「銀河鉄道999」「鉄腕アトム」くらいしかなく、隔世の感があった。

 

 そもそも、最近でこそ大人を対象にしたアニメが頻繁に制作されるようになったし、アニメファンの年齢層や嗜好も幅広くなってきたようだが、元々は少年少女をターゲットにしたものが多かった。それ故アニメもアニメソングも、どうしてもいつ少年期だったかでその嗜好も異なっていると思われる。

 

 物心がつく前ではあったが、初めて観たアニメ(当時はまんが映画)が『狼少年ケン』だった私にとっては、『鉄腕アトム』はまだ古く、専ら永井豪のロボットアニメ全盛期辺りからだったような気がする。それ故、独断と偏見で好きだったアニソンを挙げるとすればベスト20の曲以外では、『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『ゲッターロボ』『UFOロボグレンダイザー』『鋼鉄ジーク』『超スーパーカー ガッタイガー』『グロイザーX』『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム』『無敵ロボ トライダーG7』『ヤッターマン』『UFO戦士ダイアポロン』『超電磁ロボ コンバトラーV』『超電磁マシーン ボルテスV』『闘将ダイモス』『宇宙大帝ゴットシグマ』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『ミクロイドS』『キューティハニー』『キン肉マン』辺りの主題歌は今も口ずさむことが出来る(;^_^A また『マジンガーZ』は映画版挿入歌の「空飛ぶマジンガーZ」も大好きだし、『グレンダイザー』は東映まんがまつりで上映された『宇宙円盤大戦争』の「ガッタイガー」バージョンも好きだ。『ミクロイドS』は文明批判の要素が強かった初期の方が好きだし、『デビルマン』は主題歌よりエンディングの「今日もどこかでデビルマン」の方が好きだった。変わったところでは『ジムボタン』の主題歌や『コロコロポロン』のエンディング「気分は女神チック」もいいし、『天才バカボン』の「西から昇ったお日様が~♪」の初代主題歌も大好きだ(;^_^A 『ド根性ガエル』はリメイク版のとんねるずによる主題歌の方が好き………なとど放っとけば、オッサンの戯言は延々と続いてしまうがヾ(- -;)、要はやはり子供の頃の70~80年代に一世を風靡した作品ばかりが挙がってdしまう。そんな中、どれがマイフェイバリット化というと、実は「宇宙海賊キャプテンハーロック」の主題歌で、今でもカラオケに行ったら必ず歌ってしまう。そして次点が、上条恒彦のアニメの領域を超えた歌唱力が光る『ガッタイガー』の主題歌かな(;^_^A

 

 

 

 

 

 そんな訳で若者には若者の、そしてオッサンにはオッサンなりのランキングが存在する。だから、全てをひっくるめて順位を競うという企画自体、難しさをはらんでいると思うし、今回のランキングに一喜一憂するつもりもない。それに我々の世代にとっては、アニソン以上に「特撮ソング」というジャンルも存在してるもの(;^_^A

 

 それ故、どちらかといえばランキングより、往年のアニソン歌手による持ち歌メドレーの方が観ていて楽しいし、思わず口ずさんでしまう。しかし不思議なことに、この手の番組は我々の世代にジャストミートな曲ばかり歌われたりする。となると、我々の世代って、この歳になっても精神が大人になり切れていない人が私を含め多いのかな………(;^_^A


アニメソング総選挙1位は「残酷な天使のテーゼ」…国民13万人がガチ投票ベスト20発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/f196de73bfc3dd362c0f82cd227046a4f72b4ed2