神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

リュック・ベンソン監督の『ANNA/アナ』に“超”期待!!

 まだ今月は達成していない2020年度の「月一回は劇場で映画観賞」。4月『野獣処刑人 ザ・ブロンソン』、5月『スーパーティーチャー熱血格闘』と横シネ観賞2作品を受けて、さて今月も、って思いながらもう6月も半ば過ぎてしまった。そんな中急遽有力候補の作品が見つかった。そのタイトルは『ANNA/アナ』。「アナ」って検索すると、大抵『アナと雪の女王』がヒットしてしまうが、本作はかのリュック・ベンソン監督の痛快ヒロインアクションだ。

 

 

 この映画の存在を知ったのは、CS「ムービープラス」で流れていた番宣。キャッチコピーも「『ニキータ』『レオン』『LUCY/ルーシー』のリュック・ベンソン最新作」とヒロインアクション推しの素敵なもの。確かにリック・ベンソン監督のヒロインアクションは、意外にオーソドックスで“完全無欠”なものが多く、特に『LUCY/ルーシー』辺りは個人的には大絶賛している“ヒロインアクションバカ”としては、実に期待の持てる映画だ。 

 

 

 主人公のアナは旧ソ連KGBのスナイパーで、モデル。コールガール。売り子といった世を忍ぶ仮の姿を持つ、という点でも“女多羅尾伴内”といった設定なのもいい。しかも、KGBと敵対するCIAとの”2重スパイ”のような立場になるのも韓流ヒロインアクションの『悪女/AKUJO』を彷彿させて面白い。またアナを演じるサッシャ・ルス自身が実はロシア人であるのも、作品世界を嫌が上でもリアルにしてくれている。ついでに言うとアナのフルネームが「アナ・ポリアトウ」というのも、何だか『美少女仮面“ポアトリン”』みたいで何だか嬉しいヾ(- -;)

 

 そんなわけで、6月6日公開のこの『ANNA/アナ』が6月の「月一回は劇場で映画観賞」作品に決まり!って思いきや、な、何と広島県に限っては、現時点での上映館「サロンシネマ1・2」も「福山エーガル8シネマズ」も「シネマ尾道」も「順次公開」なのだそうである。それ以外では中四国で唯一の愛媛「ユナイテッド・シネマ フジグラン今治」では無事5日からの公開が始まっているというのに……何ともショックである( ノД`) そもそのかの巨匠リュック・ベンソン監督の作品、しかも超大作が、大手シネコンで公開されないなんて……ちなみに『LUCY/ルーシー』ℍあシネコンの109シネマズ広島で観賞したよ、『GODZILLA』との“ハジゴ”で……

 

 これも新型コロナ禍の影響かもしれないが、今は待つしかないか……6月中に公開されるかな……