神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

女は海

 ひょんなことから始め、ダラダラと続けてしまった“巨大女”シリーズだが(笑)、ここら辺でそろそろ止めを刺しておこうか思い、自分なりにこれの定義などを考えてみた。
 
 世の男たちが“巨大女”に求めるもの(まあ世の女は求めないだろう 笑)を考えた時、真っ先に浮かんだ言葉は「女は海」。やっぱり女は男にとって広く深く神秘的な存在なのかもしれない。またそこには“母性”も混じっているような気がする。男に限らず人間は、その時点では母体というとてつもなく“巨大”な女性から産み落とされる。そして最初に抱かれる。そんな幼児体験が成長後も深層心理の中で生き続けており、それが意識化に働いて、どこかしら“巨大女”に惹かれる原因となっているのではなかろうか……なんて、果たして大真面目に論じる事柄なのかどうか、大いに悩むところだが……(笑)
 
 そんな“巨大女”への邪な願望がストレートに描かれてるのは、何といっても三浦みつるの有名な漫画『The・かぼちゃワインだろう(笑) 小柄な主人公・春助と、彼にベタ惚れの大柄なヒロイン“エル”こと夏美“蚤の夫婦”的関係、そして描写は、まさに“巨大女”の基本である、浮気夫と巨大妻との関係に擬えることが出来る(笑)
 
 この二人の関係を画で表すならば……
 
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 この上記のイラストならば、実に微笑ましく爽やかだが
 
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 こっちのジャケットの方は、二人の状況が実にリアルに描かれていて、エルの水着姿という点を差し引いてもなかなかいかがわしい(笑)
 
 こんなユニークなテーマの作品ならば是非実写化を、と思っていたら、実は既に実写化されていたようだ。しかも主演のエル熊田曜子
 
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 まあ、キャラ的に熊田曜子でも悪くはないが、やはり彼女のスレンダーさではエルの持つ「女は海」感は余り出せない。私の知り合いの方は、この役に類家明日香を熱烈希望、とおっしゃっていた(笑)
 
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 なるほど! である(笑) まさに「女は海」を体現している究極ボディーだ!(爆)
 
 ここら辺で、一連の“巨大女”ネタも一応の終了………って、あ、フェリーニのこと書くの忘れてたぁ!