神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『SAKi』を探し求めて……

 区切りの222更新となる今日のブログのテーマは、最近非常に気になっている『SAKi』という映画について。
 
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 上の写真(ポスター)にもある見事な姿。後ろ姿ながら、ややのかかった黒髪に、黒のロングコート(おそらくレザー)、そして黒手袋に、黒い網タイツ黒のピンヒールブーツといった、まさに“黒ずくめ”のスタイル。それでいて白い切っ先のナイフからはおびただしい血糊の赤が滴り落ちている、という構図。このあまりにもスタイリッシュな画像に痺れたのが、『SAKi』に惹かれる大きな理由だったのだが、発見当初、ネットを調べても、あらすじはおろか、情報は殆どなく、件のポスターを始め数枚の画像を見つけただけだった。その時には本作を、「主人公は“地獄”と呼ばれるくらい残虐且つとんでもないヒロインとして描かれている」作品だと推測した。
 
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 やがて、ポスターを掲載していたのが『SAKi』に関わるブログと判明、そこら辺りから、少しずつ全貌が見え始めた。制作は“Team J Productions”なる、日本人で構成されたアメリカの映像制作会社で、ロケもアメリカ・ロサンゼルス。キャストも多くは現地の日本人かアメリカ人。いわば“日本人の役者を配したアメリカ映画”的な様相のようである。
 
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 予告編も見つけた。
 
 
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 この予告篇を観るにつけ、実は主人公SAKIの復讐劇のようなストーリーではないか、と思うようになった。ここには主人公サキ国分佐智子の幸せそうな日常から、何者かの黒い影、そして父親とも思われる男の殺害シーンまで描かれたのちに、例の黒装束でナイフを構える彼女の姿で締められている。この時点では、当初のイメージとは随分異なる、悪くいえば“湿っぽい復讐劇”なのだろうと想像してしまった。
 
 その後、遂に『SAKi』のHPを発見することが出来た。
http://saki-movie.com/index.html
 
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 そこにはあらすじもあり、ようやく本作の全貌及び真実を把握するに至った。結論からいえば、当初予想した2つのパターンを混ぜたようなストーリーらしい。父親と思っていたのはサキの祖父。そして彼の登場によって、彼女らは不可解な状況に追い込まれ、その中でサキの内に秘めた狂気が目を覚まし、彼女は趣味のアートでもするかのように、殺戮を繰り広げる……といった内容らしい。
 
 一時期不安視していた“湿っぽい復讐劇”だけではないことにまずは一安心私の理想とする“ヒロイン”に悲壮感はいらない。善であれ悪であれ、兎に角迷いなく圧倒的に強い女を求めるのみだ
 
 そんな訳で、ますます『SAKi』から、目が離せなくなった(笑) 幸い“2011年夏公開”という何とも嬉しい情報もあり、今年の夏が今から待ち遠しくなったよ(笑)