神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

丸とノムスケの「明日はどっちだ?」

 まさかの一勝一分けで迎えたNPB日本シリーズ第三戦は、福岡ヤフードーム(と敢えて書く。ダブ屋助長の“ヤフオク”は大嫌い)で開催され、乱打戦の末、ソフトバンクが9ー8で広島を下した。まあ、このドーム三連戦は三連敗必至と考えていたので、私的には“想定外”の展開だったんだけれど、それだけに後一歩及ばずの1点差負けは逆にダメージ大きかったかな? 中継ぎ・岡田のいつもの豹変大ポカで4点差になった時には、流石にテレビを消してしまったけど、結果的には打線の遅すぎる爆発で最終回には後もう少しまで相手を追い詰めたのには驚いた。これを持って、巷(特に広島)では、「価値に等しい負け」なんてまことしやかに褒め称えているけど、むしろ、ここまで追い詰めての敗戦は、士気の面では明らかにマイナスだっただろう。一方のソフトバンクも後味の悪い勝利で、お互いさえない試合だったといえる。そう考えると、勝利した分だけソフトバンクに利があったかな?

 それにしても、丸の不調は悩ましい。既に「逆シリーズ男」という不名誉な称号を与えられた感のある彼の不振ぶりだが、マスコミが騒ぎ立てているように「FA移籍」を前に心が揺れ動いてるが故の不振だったら、地元広島の人間としてあまりにも悲しい。こんな勘ぐりは、広島カープファンの殆どが今胸に秘めている思いであるだけに、ここままシリーズ優勝を逃して、且つ讀賣(だろう)にFA宣言でもしようものなら、ファンのバッシングは熾烈を極めるだろう。同じFAでも、黒田が復帰できたのは、メジャーバリバリながら20億円のオファーを断ってカープに戻ったからだし、新井が戻れたのも、結局彼が広島出身人だったからに他ならない。だから丸も、上記の2人のように、何かあればカープに戻れるなんて安易な考えは起こさず、冷静にFAと向き合ってほしい……おっと、でも 試合中は集中してくれな! 余所に行くならば、せめて日本一のフラッグだけは、その手で獲得してほしいから……

 そう言えば、明日(今日?)のカープの先発を指名されたのが、野村祐輔。今日2ホーマーと大活躍した安部と、同じ年同じ日に同じ北九州の同じ病院で誕生した、まさに安部との「疑似双子」である。今まで「CSファイナル敗退」「日本シリーズ敗退」の試合には必ず登板し負け投手になるという、そして高校時代も夏の甲子園の決勝で、8回裏ツーアウトから逆転満塁ホームランを喰らって優勝を逃すなど、まさに「逆選手権男」の称号を挙げたいくらい、毎度毎度広島県人の期待を完膚無きまでに裏切ってしまうジンクスを持った投手だ。しかしながら彼は我が母校の後輩でもあり、調整もバッチリらしいので、次の試合の彼の好投に期待したい!

 次の試合は相手云々ではなく、ノムスケの好投と丸の復活に全てがかかっている!



広島4発も敗れ、セ勢日本S敵地で13連敗 安部満塁弾&誠也連発で驚異の追い上げも…

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 ◇SMBC日本シリーズ第3戦 広島8―9ソフトバンク(2018年10月30日 ヤフオクD)

 SMBC日本シリーズ第3戦が30日、ヤフオクドームで行われ、本拠地での第1、2戦を1勝1分で終えた広島はソフトバンクに8―9で敗れて1勝1分1敗に。これでセ・リーグの球団は13年の第6戦で楽天に勝った巨人を最後に、敵地本拠でのシリーズ連敗が13となった。

 6月17日にソフトバンクとの交流戦でプロ初完投勝利をマークした九里が先発。序盤の3回までは無失点で抑えたが、4回に連続四球で走者を背負うと中村晃、今宮に適時打を浴び2失点。今シリーズ初めてソフトバンクに先制点を許した。

 直後に味方が1点を返したが、九里は5回に1死一、三塁と再びピンチを招く。柳田の一ゴロを一塁手メヒアが二塁へ悪送球し失点。この場面で九里は降板した。2番手ヘルウェグデスパイネを遊ゴロにした間に1点追加され、九里は4回1/3を投げ6安打4失点だった。

 6回には3番手の岡田が柳田の適時内野安打とデスパイネの3ランで4点を失い、7回には4番手の中田が高谷にソロ被弾。大量リードを許した。

 だが、勝利をあきらめない打線は、5回に安部がシリーズ1号ソロ。6回に鈴木の1号ソロと会沢の適時打で2点を返すと、8回には鈴木の2打席連続本塁打と、安部のグランドスラムで1点差に。終盤に驚異の追い上げを見せたが1点及ばなかった。