神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

真琴と真琴と真琴と……

 もう終了間近な8月だけれど、今月の日本映画専門チャンネル東宝特撮王国」ラインアップの1本『海底軍艦』が先日放映されていた。内容や感想に関しては後日記載するとして、何はともあれ、久しぶりに“オリジナル神宮寺(司)真琴”を拝見出来たよ(;^_^A

 劇中、終戦潔しとせず動詞と共に伊号403潜で反乱の船出に出た反骨の軍人・神宮司八郎大佐(田崎潤)の愛娘として登場するのがオリジナルの神宮司真琴。おそらく敢えて男の名である「まこと」と命名したのは父親の武骨さがにじみ出てはいるが、彼の元上官であった楠見の経営する「興国海運」に社長秘書として勤務する真琴は、その名前とは裏腹に、極めておしとやかな女性として登場する。

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 神宮司真琴を演じる藤山陽子自身、そのキャラや私生活においても非常に控えめな女性であることもあって、名前とキャラクターのギャップを十分に楽しめる稀代のヒロインだった。

 一方、“換骨奪胎”した方の神宮寺真琴は、「興国警備保障」に所属する“天使諜報”(エージェントエンジェル)。オリジナルとは裏腹に神宮司大佐さながらの武骨なキャラに、悪を憎む熱い情熱を秘めた、実に行動的なヒロインだ。この2人の「真琴」には何も接点はなさそうだが、ここに往年の朝のテレビ小説「雲のじゅうたん」に登場する初の女性パイロットをモデルにした主人公・小野間真琴(浅茅陽子)の「息子を望んだ頑固な父親が娘の誕生をよしとせず、敢えて男性名の「まこと」と名づけ、それを不憫に思った家族が、漢字だけは女性っぽい「真琴」をあてた」という設定を間に挟めば、丁度繋がりを見せることが出来る(;^_^A

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 いずれにしても映画とドラマの両「真琴」へのオマージュから命名された、当団体「イチヱンポッポフィルム」の看板キャラクター『天使諜報★神宮寺真琴』なわけだが、残念ながら最近なかなか上映の機会に恵まれない。そこで……興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、DVDにて観賞可能なので、ご購入頂けたら幸いです……って、何かCSのテレショップみたいなノリになってしまったよヾ(--;)

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