神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「東宝チャンピオンまつり」的ススメ

 実は昨日の“東宝チャンピオンまつり”ネタには訳があって………昨年、この興行から“換骨奪胎”したようなイベント「広島発ヒロインアクションまつり2016」(ちゃんと「まつり」は平仮名!)を実施したいきさつがあって(中身は『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス円谷プロ)』『ゴジラ電撃大作戦(東宝)』『パンダ・コパンダ(東京ムービー)』の回並みに濃かったけど……)、似たような興行形態(年3期公開)が出来ないか、と思っての話題作りだった。

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 チャンピオンまつりが行われていた当時は、興行主との兼ね合いで、一度封切った映画をそのまんまリバイバル上映することが御法度だったので、往年の東宝特撮名作も強引な“短縮再編集版リバイバル作品”の憂き目にあって、中には『キングコング対ゴジラ』のように、再編集時に粗末に扱われたオリジナルネガが長年紛失するという事態を起こしてしまった。

 さて、今の映画界はインディーズに至るまで、オリジナル作品のリバイバル上映を禁止することもなく、まんまが(時によっては逆に長尺になってしまう“ディレクターズカットに至るまで)自由に上映できる環境になっていった。だが当時の雰囲気を醸し出すんであれば、敢えて旧作の“短縮再編集版リバイバル版”を作るのも洒落が効いてて面白いかもしれない。

 実際、一昨年の「広島発ヒロインアクションの夕べⅣ」および「広島発ヒロインアクションまつり2016」に連続して上映した『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!』などは、当初はわざと再編集しサブタイトルを「市民球場電撃大作戦』か『ヒロシマ球場大作戦』に改題して、『ゴジラ電撃大作戦』のようにあたかも最新作と思わせて、「実はつい4年前の旧作じゃん!」と観衆に呆れさせる上映形態を考えていましたよ(~~)  まあこの企画は作業が追いつかず、結局オリジナルを両イベントで上映することになったんだけど……

 てなわけで、いつかはウチの過去のヒロインアクションや、内外から届いた(お借りした)作品も絡めて年に数回イベントが開催できれば、って本当思ってる。

 まあ、まだまだ夢物語のような話だけれど、旧作もいろいろ出番を考えなければなりませんね。