神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

たたかえ!オレンジファイター

 今日、火曜日はCATVのチャンネルNECOで恒例の『トリプルファイター』が放映される日だ。いつものように娘たちと一緒に“1週間分まとめて”観たわけだが、今日の週間タイトル(?)は「たたかえ!オレンジファイター 」。タイトルの通り、オレンジファイターこと、早瀬兄妹の紅一点・ユリが活躍する“ヒロインアクション”の回だった。
 
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 毎週末に圧倒的な力でデーモン族の野望を粉砕するトリプルファイター。その唯一の弱点は、早瀬3兄妹が一人もかけることなく揃わなければ変身できない、という点である。ならば一番非力な女性である早瀬ユリの殺害が一番手っ取り早い、という至極もっともな作戦をひっさげて登場したデーモン怪人・テロル(今の世ならば放送コードギリギリの名称だ)。
 
 折も折、ある指名を受けたユリは、身を隠す意味で、いつものド派手な戦闘服から白のワンピースに着替え、任務を遂行することになったのだが、これまた折も折、同じビルで全く同じ衣装に身を包んだ女性と遭遇し、逆にデビラーは彼女の方をユリと誤解、その偽情報を真に受けたテロルが女性をつけねらう、という展開で、物語は進行していく。
 
 あくまで変身後のユリ射殺に拘るテロルや、女性とユリとの友情と別れ、二つの心臓を持つと豪語しながら、いつの間にかあっけなくトリプルファイターにやられてしまうテロルの最期など、いろんな意味で見所いっぱいだった(笑)
 
 この『トリプルファイター』に限らず、東映戦隊モノなどでも女性隊員にスポットを当てたストーリーはよく登場するが、長いシリーズのある種の清涼剤のような感じで、いつ観ても楽しいモノだ。その延長線上にあるのが、きっと『セーラームーン』なんだろうな(笑)