神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

広島に“三角マーク”の心意気を

 去る昨年12月にクランクインした、当映画制作団体イチヱンポッポフィルム(IPF)の最新作『特命探偵☆葛城アキ』は、ロケ日程が当初の予定より延びてはいるものの、順調に制作進行している。
 
 さて、この作品は“広島発ヒロインアクションシリーズ”第5弾にして、第三の女・葛城アキが登場する全くの新シリーズなのだが、どうも本作を『天使諜報★神宮寺真琴』の続編だと思っている人も多く、「『神宮寺“4”』の撮影はいかがですか」とか「『神宮寺』シリーズの新作」などと言われたり紹介されたりすることが少なくない。
 
 確かに、それだけ「神宮寺真琴」3部作が認知されている証拠で、いずれ本当に「神宮寺真琴4」を考えている身としては非常に有り難いことなんだけど……『葛城アキ』って、例えば
 
ゴジラ』シリーズに対する『モスラ』であったり、
ウルトラマン』シリーズの対する『ミラーマンであったり、
仮面ライダー』シリーズに対する『人造人間キカイダー』であったり、
スケバン刑事』シリーズに対する『少女コマンドーIZUMI』であったり
 
するわけだ。つまり同一団体(会社)に於ける別系統の映画であったりする(笑) もっとも別系統とはいっても、「平成『モスラ』三部作」になったり、『ミラーファイト』や『ミラーマン兄弟』(このネタわかるかな?)になったり、『キカイダー01』になったりすることもあるわけで、取らぬ狸の皮算用ながら、『特命探偵☆葛城アキ』完成の暁には、次回作も撮るかも知れない。それ故ちゃんとサブタイトルも用意してるし(笑)
 
 ところで、この種の等身大ヒーローものを多作(乱作)している双璧といえば、東映ピープロとなるわけだが、ヒロインものも多い東映の方に実は惹かれたりする(笑) ということは、今後「超人バロム1」「変身忍者嵐」「イナズマン」「アクマイザー3」「忍者キャプター」「快傑ズバット」「スパイダーマン」そして戦隊シリーズのように、我がIPFも広島の“三角マーク(「東映マーク」の愛称)”として、様々なヒロインキャラを創造していくかも知れない。
 
 既にこの趣旨に賛同して、広島の地で新しい“ヒロイン”ものを企画準備されている監督さんもいる。そんなパワーを結集すれば、広島の地に“三角マーク”の心意気を継承する活動の場が誕生するかも知れない。“東映のドン”こと岡田茂氏も広島出身だし。
 
 まあ、差し当たり目指すのは、“ニュー東映”くらいからにしようか(笑)
 
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