2022 節分雑感

　「心を捨てた」輩と「心を奪われた」輩に支配され、それを魔術師（詐欺師）の大手メディアが欺瞞に塗り固め、国民を欺くのが今の政治。高騰した消費税は福祉のために使われるといいながら、実は大手企業の法人税減税の補填に使われ、福祉面の国民負担は増える一方。ガソリン高騰のために民主党政権路に決まった「トリガー」も未だ施行されぬまま。レジ袋有料化といい、高速道路ＥＴＣ値下げ凍結といい、国民に負担を強いるばかりの政治。その分内部留保をため込んで、労働者には還元せず、この世の春を謳歌する金持ちども。そんな庶民いじめの為政者なんて、まさにこの世の“鬼”である。

　しかしそんな鬼どもに。「鬼はウチ」と言わんばかりに、豆ならぬ票を送りつづける与党支持者や、選挙権を放棄した国民もいる。彼らには、今の絶望的な現実は見えていないのか。もしかしたら『マトリックス』の世界観の如き「仮想現実」の世界を生きているのか？　そんな諸君、自分の首の後ろを触ってごらん。そこにはぽっかり空いた穴と、突っ込まれた電極があるかもしれないよ！

　今日は節分。仮想の鬼を探さなくても、テレビのニュースを観れば、今の世の鬼たちがうすら笑いを浮かべて、官邸にのさばっているよ。そんな輩に、豆でも票でもぶつけて、「鬼は外！」って叫び続け、行動に映さないと、この国には永久に「福は内」はやってこないよ！

　そんなことを肝に銘じた如月３日の夜だった……