神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

1970年代のファッション事情とヒロイン像

 先日FBの友達の方がシェアしていた記事がこちら。

 

<あのころ>ロングブーツが大流行 防寒とかっこよさ | 共同通信 (nordot.app)

  1977(昭和52)年11月17日、東京・銀座を歩く若い女性の足元はロングブーツばやり。ピークといわれた前年は450万足が売れ、長めのスカートによく似合うブーツ姿が街にあふれた。ブームもやがて去り、今度は男性のショートブーツがはやりだす。防寒とかっこよさを兼ね備えていた。

 

 確かに1970年代といえば、最初のロングブーツ流行があった。1974年公開の特撮映画『ゴジラ対メカゴジラ』においても、登場する女主人公の金城冴子(田島玲子→ワンダーウーマンの吹き替え!!)も宮島郁子(松下ひろみ)も、南国・沖縄のロケながら、共にロングブーツを履いていた。

 

 

 当時はナチの将校の軍靴の如きイメージがあり、その点は当時のテレビドラマのセリフにも登場したりしたが、ロングスカートとも相まって、女性の脚線美を主張するアイテムとなった。

 

 その後、このロングブーツ流行は下火となったが、どうも長いスパンの周期で復活するらしく、一時期は安室奈美恵のファッションと同調して、サバイバルブームを巻き起こし、一時期は、冬の到来を待ちわびるかの如く、秋口からロングブーツを着用する若い女性たちが、目立ったこともあった。 もっとも、最近はすっかり見かけなくなったけど………

 

 件の1970年代は、日本における特撮ドラマの全盛期とリンクしている関係か、ロングブーツの特撮ヒロインは多く、その余波か、未だに「特撮ヒロインはロングブーツ」というイメージが定着している感がある(;^_^A セーラー服と同様、昭和を語る上でも重要なアイテムだ。

 

 

 拙作『特命探偵☆葛城アキ』に登場する葛城アキは、まさに平成の世にあって昭和を象徴するようなファッションのキャラクターだった(演じる綿谷みずき嬢は勿論平成世代の娘さん(;^_^A)。その葛城アキを最後に、ロングブーツのヒロインは登場していないが、これから寒い冬に突入するわけだから、短編でもいいから、この令和の時代に敢えて昭和を強調する、そして昭和にファッションに拘ったヒロインアクションを、短編でもいいから撮ってみたい、なんて野望もある(;^_^A

 

 

 まあ、その前に『YOSHIKOを探せ!!』完全版の完成を目指さなければいけないけどね(;^_^A