神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

誰にでもお勧めできる映画は……

 2021年皐月の最後を飾る今日31日は「第一回東京国際映画祭」の開催日だったそうで……このイベント、そんなに認識していたわけではないが、その創成期にはかの東映岡田茂会長や、大映(徳間時代)の徳間康快社長、また奥山和由プロデューサーの父親でもある松竹・奥山融社長など、当時の錚々たるメンバーが名を連ねていたらしい。もっとも、電通がバックについていたり、やたら政治家や省庁が名を連ねていたり、あの『MISHIMA』の上映(非上映)を巡って一悶着あったようなんで、あまりいい印象は持てない。

 

 そこで今回は「おすすめの映画」について書いてみよう。

 

 好きな映画、というお題ならば、いくつも作品名を挙げられる。邦画でいえば『リンキングラブ』『さびしんぼう』(をはじめとする初期の尾道三部作)『電人ザボーガー』『平成ガメラシリーズ』(『イリス覚醒』を除く)『GMK大怪獣総攻撃』『ゴジラvsビオランテ』『太平洋戦争奇跡の作戦キスカ』『新日本暴行暗黒史復讐鬼』辺りが挙げられる。また洋画では『ブルースブラザーズ』『キル・ビル』『男たちの挽歌Ⅱ』あたりかなぁ……。もっともこれらはそのほとんどが、個人的な趣味でセレクトした作品ばかりで、正直なところ。その中でまあ普通の作品を挙げたら『リンキングラブ』『さびしんぼう』『ブルースブラザーズ』くらいかな。確かに『しびしんぼう』に関しては、以前広報誌にこらむっを書かせてもらったこともあったっけ。

 

 

 そんな中、最近観た映画の中で特に感激し、且つこれだったらお勧めできるかな、って考えたのが、昨年公開の香港映画『スーパーティーチャー熱血格闘』だ。奇しくも丁度昨年の今日、その『熱血格闘』のレビューを、原稿用紙に換算して15枚以上書いてしまったこともあった(;^_^A

 

 

 まあ、荒唐無稽だったり、マニアックの領域だったりする映画と比べて、学園ドラマの本作ならば、誰もが一度は学校に通った経験があろうから、きっと共感できるじゃないかな(しかもモデルのような美男美女の別世界のラブロマンスではなく、おちこぼれ生徒と教師との交流がメインだし)。ホントこの作品は掛け値なく感動できた、泣けた。それこそ宝物のような映画だった。それをメジャーのシネコンではなく単館の横川シネマ!!で、しかもたまたまコロナ禍によるシネコン営業停止の憂き目から別の作品を観に久しぶり行った、その時たまたま流れた予告編を観なければ、決して出会うことのできなかった作品だ。本当にこの世には奇跡というものがあるもんだ。そういえば、『さびしんぼう』を観たのもたまたま試写会の抽選に当たったからだったし。

 

 そんなわけで、今推薦できる(そしてレンタルショップで必ず並んでいつでも視聴可能な)作品として、『スーパーティーチャー熱血格闘』をお勧めしたいな(;^_^A