80年代と「オリーブの首飾り」
部屋の片づけを始めて、ようやく、ずっと“放置状態”のステレオが使えるようになったことは以前書いたんだけれど、その際カセットテープだけでなく、アナログのレコードも聴けるようになった。
そのレコードプレーヤーの中には、それこそ今の家に引っ越したばかりの頃からずっと、プレーヤー内にこれも“放置”されていたLPレコードがあって、14年ぶりに再び針を落とすことが出来た。それはポールモーリア・グランド・オーケストラの「GREATEST HITS グレイテスト・ヒッツ30」なる、2枚組ストリングスLPで、冒頭の曲が「エーゲ海の真珠」、その次が「オリーブの首飾り」だった。
このLPが販売されたのが1980年というから、かれこれ40年以上も前のことだが、当時この「オリーブの首飾り」はCMでも使われ、ポール・モーリアの存在が日本人に認知されるきっかけとなった曲だった(それ以前は「恋はみずいろ」)。
80年代といえば、和製ヒロインアクションドラマが百花繚乱の如く放映されたことでも有名な、私にとって一番琴線に触れる時代なんで、この曲を聴くことで、当時に心がタイムスリップしていくような心地よさを感じてしまった(;^_^A
ちなみに、同LPには「この胸のときめきを」も収録されているが、こちらも同名の80年代の傑作ヒロイン映画(活劇ではない)が存在していて、この曲のカヴァーがエンディングに流れてくるのが印象的だ。過日、この映画が日本映画専門専門チャンネルで放映された。「こんな学園みたことない!」の奥田圭子が出演した僅か2本しかない映画の1本で、それが目当てで録画したけれど、その際に断片的に垣間見たところ、実にスウィートな雰囲気で、ますます興味を持ってしまったよ。楽曲の方の「この胸のときめきを」まで好きになってしまいそうだ(;^_^A
今日は「オリーブ記念日」。本来ならば、食べる方の「オリーブ」に関する記念日なんだろうけど、敢えて“聴く”方の「オリーブ」について言及してしまった(;^_^A