神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

昭和最後のガメラヒロインはアクションもする(;^_^A

 常日頃から、「ヒロインアクション」『ヒロイン映画」なんてキーワードで検索すると、時としてこんな画像を拾ってしまうことがある。

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 これは、大映映画『宇宙怪獣ガメラ』に登場した宇宙人トリオ。似たような様相で『ガメラ対大悪獣ギロン』に登場する女性宇宙人バーバラ・フローベラは地球人の脳髄を食らう恐ろしい宇宙人コンビだったが、こちらの方はガメラと共闘し、悪玉宇宙人と戦う善玉トリオである。普段は地球人と同化して正体を隠し、ひとたび宇宙人の姿に戻ったら、空も飛ぶし怪力で相手も倒す、とスーパーマン(スーパーガール?)顔負けの活躍をする。中央がビューティペア結成以前の女子プロレス界で一世を風靡したマッハ文朱、そして両サイドの二人のどちらかは、のちに「やや」の名で『夜霧のハウスマヌカン』をヒットさせた。

 ちなみにこの映画、既に一度倒産の憂き目に遭っていた大映の倉庫に、過去のガメラ映画の特撮素材が残っていたことから企画された“パッチワーク映画”であり、過去のライバル怪獣全てが登場する、ガメラ版『怪獣総進撃』『オール怪獣大進撃』『ファイナルウォーズ』といった様相を呈した作品でもあった。

 ちなみに当時、この映画の情報を入手したいという理由だけで買ったのが、今思えば、かの特撮雑誌『季刊宇宙船』の創刊号だった。残念ながら広島での公開は叶わなかったんだけれど、それから数年経っての学生時代、地元の名画座で『ガメラ対深海怪獣ジグラ』と一緒に公開されたんで、勇んで観に行った記憶がある(;^_^A

 でも、それから丁度10年後に、新撮のガメラ映画(『ガメラ 大怪獣空中決戦』)が、しかも3部作で観賞出来るとは、当時は思いもよらなかったなぁ……(;^_^A